読者が選ぶ「2016年を象徴する文字・言葉」

「出産」「育児」にまつわる言葉

　妊娠や出産にまつわる回答も多く寄せられました。「妊活」をしている人、友人たちの「出産」を機に、いつかは自分もという人、育児で忙しく「混乱」していたという人もいました。

◆「産」
友達が出産ラッシュでした。とにかく今年は赤ちゃんとたくさん触れ合いました。いつか自分も……！（34歳、公務員、人事）

◆「増」
妊活で体重が増えたこと、出産に向けて家族が増えること、産休中に会いたい全員に連絡を取ってLINEの友達が増えたこと――「増える」年でした。（35歳、製造、秘書）

◆「夫婦」
妊活を通じて、主人との時間の過ごし方をすごく考えました。日常に追われがちですが、二人で楽しい時間を持つことや会話の大切さを感じました。（39歳、製造、経理）

◆「幸せと葛藤」
子どもが産まれて、産休育休で子どもとの時間を満喫できて、間違いなく今まで一番幸せな1年でした。今、職場復帰して母として働く女性として、葛藤を感じています。（33歳、サービス、営業・企画）

◆「喜」
仕事を再開できたこと、子どもが成長してくれたこと、そして、毎日大変だけど、その分喜びがたくさんありました。（32歳、クリエイティブ関連）

◆「生」
今年、初めての出産を経験しました。仕事をしながら育てる毎日です。あんなに小さい体で生きている姿を見ると、命の偉大さを感じます。（26歳、製造、企画・マーケティング・広報）

◆「妊活」
今年始めました。まだ成果は出ていませんが、始めたことには意義があったと思います。（35歳、求職中）

◆「変化」
妊活のため、会社を退職しました。葛藤もありましたが、これで良かったのだと思います。（30歳、専業主婦）

◆「慶」
子どもを授かり、仕事では楽しいことがあり、旧友との再会もあり、家族もいい方向に向かっているから、この文字にしました。（29歳、サービス、営業事務）

◆「子ども」
自分の子どもだけはなく、世の中の子どもをみんな大切にしたいと思いました。ニュースで見る悲しい事件や事故などが多かったので、みんなで守ってあげないといけないという気持ちです。（39歳、経理・総務、一般事務）