【質問4】子どもの頃から芸人を目指していたのですか?

【回答】「小学生の頃から芸人を目指していました」(友近さん)

友近:私はそうでした。小学生の頃から芸人を目指していました。小学校の卒業文集に「26歳で吉本に入る」って書いていましたもん。それで、実際に26歳の時に入りました。

秋山:すっげぇ! マジっすか? 有言実行やないですか。なんで26歳と思ったんですか?

友近:いや、それは分かんないんだよね。26歳って決して早くはないタイミングなのに。秋山さんは、卒文になんて書いてました?

秋山:俺はね、ゴミ収集車のトラック運転手になりたいって書いてた。あれ、カッコよくて好きで、「あれを自由に操りたいな~!」って憧れてたんでしょうね。芸人になりたい、とは全く思っていませんでした。ただ、ふざけるのは大好きで、文化祭とかは好き勝手に暴れていましたけど。でも、すごいなぁ。小学校から芸人目指していたなんて。

友近:といっても、他にもやってみたい職業はいくつもあって、旅館の仲居とかいろんな仕事を経験してから芸人になったので、遠回りはしているんですけどね。

【質問5】仕事中に持ち歩いている愛用品はありますか?

【回答】「扇子」(友近さん)「名入りのつげのくし」(秋山さん)

友近:私はこれ、扇子です。今年のように暑い夏は特に手放せません。うちわはかさばるけれど、扇子なら、ピッと畳めて持ち運べるので便利。

友近さん愛用の扇子。ハチの刺しゅうが入っています
友近さん愛用の扇子。ハチの刺しゅうが入っています

秋山:俺もちょっと近いかも。名入りのつげのくしです。

秋山さん愛用のくし。取り出して見せてくれました。「竜次」と刻まれています
秋山さん愛用のくし。取り出して見せてくれました。「竜次」と刻まれています

友近:さすが、私たち。そろって「国産」ですね。

秋山:うん。これと椿油さえあれば、どんなときでもヘアスタイルが決まるんですよ。ちゃんといぶしてあるので、すごいいい香りがするんです。名古屋のスタッフさんからの頂き物で、大事にしています。ポケットにスッと入るし、ちょうどいいんですよね。

友近さんが嗅いでみました
友近さんが嗅いでみました

友近:ちなみに、椿油は肌のトリートメントにも使っているんですよね。だから、秋山さんは本当に美肌。

秋山:見ます? はい、脱ぎますよ! (と、Tシャツをめくると、裏地に梅宮辰夫さんの顔が登場し、スタッフ爆笑)納得していただけましたか?

 終始笑いが絶えなかった本取材。後編では、今につながる経験や、自分の「らしさ」を見つけるコツなどをお話しいただきます!

聞き手・文/宮本恵理子 写真/小野さやか

(左)友近(ともちか)

1973年8月2日生まれ。愛媛県出身。歌手・水谷千重子としても活躍。9月8日より「水谷千重子 キーポンシャイニング歌謡祭2018」を全国6会場で開催。10月13日には「ニッポン放送『山崎育三郎の I AM 1936』presents『THIS IS IKU』」ライブに出演。10月スタートの新ドラマ『中学聖日記』(TBS系)に出演が決定。

(右)秋山竜次(ロバート)(あきやま・りゅうじ)

1978年8月15日生まれ。福岡県出身。お笑いトリオ「ロバート」のメンバー。架空のクリエイターになりきる動画シリーズ「クリエイターズ・ファイル」が大人気。「クリエイターズ・ファイルvol.1」・「クリエイターズ・ファイルvol.2 BOOK&DVD」が発売中。 11月29日よりロバート結成20周年を記念単独ライブ「ロバート20周年爆笑コントLIVE『怒涛の無理フェス』」を全国4会場で開催。


【作品情報】
『国産洋画劇場』

今や洋画は国産の時代! 第一線のなりきり道をひた走る秋山竜次・友近のツートップがすべて純国産にこだわり抜いた和製洋画で映画界を揺るがす! 日本人だから成し得た深みある演技、日本の風景だから撮り得た絶景、日本の技術だから生み得た感動シーンの数々に、全日が震撼し、全日が泣いた。圧倒的スケールで描かれる完全オリジナルストーリーの純国産洋画を前に、観客達はこう呟くだろう「洋画は、国産に限る」