働き女子に人気のこの俳優に注目!

『ゆとりですがなにか』

「ゆとり世代」とくくられるアラサー男子が
悩みながら人生を模索する

(編集部のおススメ度 ★★★

 1987年生まれの「ゆとり教育」第一世代が、今年29歳になる。30歳を目前に人生の岐路を迎える彼らにスポットを当て、世の中の数々の理不尽さに直面しながらも人生を模索していく姿を描く。酒蔵の次男で現在はサラリーマンの坂間正和を岡田将生、小学校教師の山路一豊を松坂桃李、11浪中で風俗店の呼び込みの道上まりぶを柳楽優弥が演じる。世代ならではの苦悩を、等身大である若手トップ俳優3人が表現する。映画『舞子Haaaan!!!』や『謝罪の王様』でタッグを組んだ、脚本・宮藤官九郎、演出・水田伸生による笑いあり、涙ありの人間ドラマ。

4月17日スタート/日曜22時30分/日本テレビ系


『お迎えデス。』

理系のオタク男子が
幽霊をあの世に送るバイトをするはめに

(編集部のおススメ度 ★★

 感情表現が苦手な理系オタクの堤円(福士蒼汰)と、猪突猛進な体育会系女子の阿熊幸(土屋太鳳)は、同じ大学に通っているが、互いに思考回路が理解できない水と油の相性。しかし、堤はあるときから幽霊が見えるようになり、阿熊とコンビを組んで幽霊をあの世に送る奇妙なバイトをすることになる。仕事を通して触発され、互いにないものを補いながら、生きていくとは何かを学び、共に成長していく。SFタッチのコメディでありながら、この世に未練を残す人々が旅立つ姿が描かれるヒューマンドラマの一面も。田中メカの少女漫画『お迎えです。』が原作。

4月16日スタート/土曜21時/日本テレビ系



『ディアスポリス 異邦警察』
(C) リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会
(C) リチャード・ウー,すぎむらしんいち・講談社/「ディアスポリス」製作委員会

秘密組織である裏都庁で働く
ただ一人の警察官の活躍を描く

(編集部のおススメ度 

 東京にいる密入国外国人、約15万人。難民認定を受けられず、貧しい生活をしている者もいる。彼らが自分たちを守るために、秘密組織「異邦都庁(通称:裏都庁)」を作り上げた。そこには金融庁の関与しない銀行、厚労省の認可しない病院、そして異邦警察「ディアスポリス」が存在した。そんな裏都庁で働くただ一人の警察官・久保塚早紀(松田翔太)の活躍を描く。漫画・すぎむらしんいち、脚本・リチャード・ウーによるコミックが原作。映画『私の男』が世界的にも評価された熊切和嘉ら、4人の監督が演出を担当する。夏には映画も公開に。

4月12日スタート/火曜25時28分※/TBS系
※初回は25時43分スタート。MBSでは4月17日スタート、日曜24時50分(初回は25時15分スタート)。



文/内藤悦子 構成/加藤京子