日経WOMANの表紙でもおなじみのカメラマン、舞山秀一さんは、普段、モデルさんや女優さんのポートレートを撮影していますが、ライフワークとして続けているのが「動物園」の撮影。舞山さんが語る、動物園の魅力とは?

 突然ですが、クイズです。青森県、奈良県、鳥取県、沖縄県。この中で、大型の動物園がない県はどれでしょう?

 その答えを自らの体験から教えてくれたのが、日経WOMANの表紙でもおなじみのカメラマン、舞山秀一さんです。普段はモデルさんや女優さんのポートレートを撮影する舞山さんがライフワークとして続けているのが「動物園」の撮影。シノゴ(4×5)と呼ばれる大判カメラをかついで、11年かけて全国46カ所の動物園を一人で回り、動物たちの姿を撮影し続けてきました。その集大成となる写真展、「ZOO Alive in the ZOO」が東京都渋谷区のギャラリー『tokyo arts gallery』で6月26日まで開催中です。

写真/舞山秀一

 お餅みたいに重なって見える2頭の白クマや、マンションの住人みたいになペンギンたち。動物たちのちょっと不思議でかわいい写真の背景には、舞山さんのとびきりのこだわりがありました。「動物たちは、写真を撮られるためにポーズを取ることもないし、シャッターチャンスは一瞬。撮りたい構図を事前に決めておき、そこに狙い通り動物がはまったときに、1度だけシャッターを押すルールにしています」と舞山さん。自らにあえて課した制約が、数々の傑作を生みました。

写真/舞山秀一