長時間でも利用できる書斎のようなラウンジ

 1階のブックカフェの奥にあるのが「ワーキングラウンジ/イベントスペースLEAGUE 神保町」。本に囲まれた大きな書斎空間をイメージした、23席のコワーキングラウンジです。

 利用方法は、月額会員もしくは1日利用の2パターンあり、1日利用なら1800円、月額利用は2万円(税抜)。ブックカフェの場合、混雑時には滞在時間に制限がありますが、ワーキングラウンジなら営業時間内(平日午前9時~午後8時、土日・祝日は午後7時まで)であれば無制限に利用可能。隣のブックカフェでは、1日利用の場合ワンドリンクをサービス(土日はお代わり自由)、月額会員も割引サービスが受けられます。スペースの奥には複合機も用意されていて、今日は仕事をまとめて片付けたいというときによさそうです。

 このワーキングラウンジは「交流」できる場所であることが特徴のため、カーテンで仕切られています。ちょっとのぞいてみると、ちょうど男性利用者が中央のスペースで打ち合わせを終えて、角の座席に移動するところでした。ここは定位置なんですか?

 「そうなんです。ここが定位置で、いつも使っています」と満足気です。

仕事をしたり、人と打ち合わせたりできるワーキングラウンジ

 さらに、もっと集中して仕事や勉強をしたい人向けには、3階の個室オフィスとデスクタイプのスペースがあります。デスクタイプはパーティションで仕切られ、カーテンでプライバシーを守れる空間で、利用は月額3万5000円から(税抜)。こちらは24時間利用可能で、鍵のかかる収納スペースもあります。外出の多いフリーランスの人が、仕事の拠点として使うこともあるそう。ここにも複合機が設置され、Wi-Fiも完備です。

デスクスペースには鍵がかかる収納もあり、荷物も置いておける

 2階には貸し会議室もあります。ブックカフェが営業時間内であれば、カフェスタッフが来客の取り次ぎ(受付対応)をしてくれます。訪問者が早めに到着してしまった場合はカフェで時間を調整でき、訪れる人も、迎える人にとっても便利です。

 神保町かいわいには、他にも注目のブックカフェがあります。

 「ブックカフェ二十世紀」は、ライブイベントも行うカフェ。恒例イベントとして寄席が行われるなど、年代問わず楽しめそうです。「二十世紀オリジナルブレンド珈琲」280円、「スパイシーポークカレー」600円と、この場所にしてお値段も魅力的です。

 昨年5月にオープンした、こどもの本専門店&カフェ「Book House Cafe」は、両脇が本棚、中央にカフェという配置。絵本を中心とした1万冊強の本に囲まれて、コーヒーを飲みながら読書ができます。店内の中央だけでなく、レジ裏にも大小の個室があり、落ち着ける空間です。おむつ替えスペースや授乳室もあり、子連れにもうれしい。

 この秋はお気に入りの一冊と、すてきな空間との出合いを求めて出掛けてみたいですね。

文/大崎百紀 写真/都築雅人