人に弱みを見せられない私を変えたい!
ニケ えっと、33歳、サービス、接客、既婚・子どもあり さんからいただきました。
「人に頼る、弱みを見せることができないので、そんな自分を少しでも変えられたらなって思います」
カワイ 相談者の方、いくつでしたっけ?
ニケ 33歳です。
カワイ 33か……。その年で弱みを見せるのはムリです。
ニケ え~、それって年と関係なくないですか~?
カワイ 関係あります!
ニケ でも~、たくさんいますよ、ニケの周りには。若いのに自分の弱みを見せまくってる人。
カワイ じゃ、聞くけどそういう人って、何のために弱み見せてるのかしら?
ニケ う~ん、そうやって聞かれると困りますけど……。
カワイ 「私って、こんなに頑張ってるんですぅ」ってアピールだったりしない?
ニケ ギクっ! 言われてみれば……。
カワイ こんなに頑張ってるアピールと、弱みを見せることは全く違います。
弱みを見せるとは、情けない自分を笑うことです。
ニケ わ、そんなの若い時は無理だ! 笑うなんてムリ!
カワイ でも、図太くなればできる。
ニケ あの、薫さん、図太さって「心の余裕」って言い換えてもいいですかぁ~?
カワイ ニケさん、すごい! それよ、それ!
年齢を重ねると、だんだんと自分を客観的に見れるようになるし、図太さ……、あ、「心の余裕」もできる。そしたら「ダメな自分」を笑い飛ばしながら人に話せます。33歳サービス接客さん。あと10年お待ちください。
ニケ ギエッ、10年も! う~、じゃ、人に頼るにはどうしたらいいですか~?
カワイ 目の前のことを、「バカ」が付くくらい腹の底からマジメに、きちんとやりなさい。そういう姿は人の心に届きます。「ああ、この人頑張ってるな。応援したいな」って。すると、向こうから、手を差し出してくれる。
そしたら、素直に「ありがとうございます」と心から感謝して、傘を借りればいい。差し出された傘を自分の手で持って、それでも重たければ「手を添えて」もらう。それが人に「頼る」ってことです。
ニケ ふ~ん、なんかきちんとした相談になってきちゃった~。ってなわけで、次!