「あるあるカイシャ事件簿」51回目をお届けします。男性ばかりの職場で「若い女の子特権」を行使しながら切り抜けてきた相談者さん。しかし34歳という年齢を考えると、もう「若い女の子」というスタイルを貫くわけにはいかない、自分の立ち位置に迷っていると言います。健康社会学者の河合薫さんによるリアルな人生相談、スタートです!

あるあるカイシャ事件簿Vol.51「自分のスタイルを貫けない」

 若いうちは怖いもの知らずでどんな人にも好き勝手に物事を言えたのに、無駄に年だけ重ねて無鉄砲さがなくなってしまい、自分のスタイルを貫けなくなってしまったと感じている34歳です。例えば、偉い人とかデキる人に気を遣ってしまったりへつらったりしてしまいます。
 女性が少ない職場で、なおかつ大変な思いをすることの多い技術系の仕事ですが、私はほかの男性社員には持ち得ない「特権」を利用しながらまい進していました。周囲もそれを受け入れていました。しかし冷静に考えれば、中堅になったオバちゃん(?)が、若い女の子と同じような無鉄砲な物言いを続けていくわけにはいかないなということも理解できます。自分の立ち位置に迷っています。
(正社員 製造 技術職 34歳 独身)

男性の多い技術職の現場。「オンナの特権」に甘んじてきちゃいました (C) PIXTA

ニケ 34歳って「オバちゃん」なんでしょうか……。

カワイ ソコですか!?(苦笑)

ニケ はい、ソコです。ああ~、オバちゃん。やっぱオバちゃんなのか(泣)……ゲッ! か、薫さん~うわあぁぁ~。34歳でオバちゃんてことは……。

カワイ 私は大オバちゃんだわね(笑)

ニケ で、ですよね。あ、いやいやそういう意味じゃなくって、年齢じゃないですぅ、いやああああああ~。

カワイ なんか今日はしょっぱなから騒がしいですね。でもね、メンツもないヘンな羞恥心もない、しがらみもない「オバちゃん」のほうが、よほど若い女性より無鉄砲だと思いますけど……。

ニケ 確かに! オバちゃんは怖いものナシ! っていうか、今改めて相談読んで思ったんですけど、偉い人とかデキる人に気を遣ったりへつらうのって、そんなに悪いことじゃないと思うんですぅ。相手も喜ぶし~。そういう人って失礼なこと言われると怒るから、めんどくさいし~。

カワイ (笑)確かにめんどくさいです。その後もネチネチ嫌がらせされちゃうこともありますから。ただ、相手が偉かろうがデキる人だろうが、気を遣うのは当たり前です。「若気の至り」で無鉄砲な物言いをすることとは、全く別。私なんて気を遣いまくってますよ。