「Facebookで見かけた友人の写真にショック!」――今回は、こんな読者の悩みに、健康社会学者の河合薫さんがお答えします。リアル人生相談の連載第7回です。

あるあるカイシャ事件簿Vol.7
「女の幸せって、何?」

 最近、仕事を頑張ることに、疑問を抱いています。
 女の幸せって、何なんでしょうか? 仕事を頑張っても、幸せを手に入れることにはつながらないんじゃないかって、思うようになりました。
 きっかけはFacebookで、知り合いの女性が優しそうな旦那さんと可愛い赤ちゃんと一緒に、幸せそうに写っている写真を見たことです。
 私は社内初の営業ウーマンとして、がむしゃらに仕事を頑張ってきました。仕事で成長すれば、きっと「幸せな結婚ができる」って、信じていたんです。
 でも、学歴もキャリアもない女の子のほうが、私の欲しいものを手に入れていて、毎日仕事を頑張っている。私は孤独に苦しんでいる。なぜなんだろうと悲しくなります。
 このまま孤独な人生を歩んで行くのかと思うと、不安で。河合さん、仕事を頑張った先に、何があるんですか? 女の幸せを手に入れられるんですか?
(正社員 28歳)

(C)PIXTA

ニケ あちゃ~。この相談って、やばくないですか~? “未婚、子なし、バブル!”の三大お気楽人生の薫さんは、「女の幸せ」と無縁じゃないっすか~(爆笑)。なんで、この人、薫さんに相談しちゃったんだろう? ハハハ、ヤバい~っ。

カワイ 本当だわよね~(笑)。でもね、私もCAになった時には「3年で辞めて、さっさと結婚しよう」と本当に思ってました。海外でブランドもののバッグとかを背伸びして買うときも、「PTAに持って行ける」かが基準だったしね(笑)。

 ところが気がついてみれば、この年齢。気がついてみれば、オヤジ並に「仕事中心」のキャリア人生を歩んでた。おかげで、PTA用のブランドのバッグもぜ~んぶ大黒屋で売る羽目になっちゃっいました。現実は思いもしない方向に行ってしまうものなのよね。

ニケ え~っ、3年で辞めるつもりだったんですか? 薫さんって、ものすごいキャリア志向だと思ってたのに……。なぜか、ホッとしちゃった。

カワイ でも、多分これって私に限ったことじゃなく、世間的には“バリキャリ”と思われている女性でも、周りが思っているほどにはキャリア志向は高くないと思いますよ。

 仕事をやっている中で、「よっし!」とか、「やった!」とか、「おもしろい!」とか、そういった感情に時折出合ってるうちに、「やるからにはそれなりに頑張ろう」って思うようになったり。「自分の能力をできる限り発揮したい」と頑張ったり。

 気がついたら、「あらら。同級生は結婚して、子供が大学生になったりしてるのにヤバっ。私、彼女たちが“家族”を築いている間に、ナニしてたんだろう?」って、ちょっと反省することはありますけど、すべては結果論で。だから人生って面白いんじゃない?