健康社会学者の河合薫さんが、アラサー独身OL代表・ニケさんとの掛け合いでお答えする、リアル人生相談の連載。第18回は、会社の飲み会を苦に感じている女性の声をお届けします。

あるあるカイシャ事件簿Vol.18
「会社の飲み会は残業代を付けてほしい」

 私は勤務時間外は、プライベートタイムだと思っています。なので、職場での飲み会には極力参加したくありません。
 ところが先日、「歓送迎会」があり、全員参加と幹事からしつこく迫られ、やむなく参加することになりました。
 案の定、最悪の飲み会で。普段、会社でエラそうにしているオジさんたちが、お酒の場だと“ただのオジさん”だし、会社ではバリキャリの先輩女性が、まるで“キャバ嬢”のようで。一人静かにお酒を飲んでいたら、「○○ちゃん、こっちおいでよ~」と、オジさんに呼ばれる始末。
 時間ばかりが気になりましたが、「業務命令」だと自分にいい聞かせ、なんとか乗り切りました。
 呆れたのは翌日です。てっきり残業手当が付くと思っていたら、「そんなもの付くわけない」と一蹴され、逆に「そういえば参加費まだだったよね?」と、飲み代と送り出す人の花代として、5000円も取られました。
 これって、おかしいですよね? なぜ、職場の行事で「全員参加」と強制的に参加させられ、残業手当が付かないのか。理解できません。
 河合さん、こういう場合はどうすればいいのでしょうか? 我慢するしかないのでしょうか? ご意見お聞かせください。
(会社員 37歳)

(c)PIXTA

ニケ 出た~っ!

カワイ はい、出ました! 数年前から“昭和の上司たち”を唖然とさせる「残業代を付けろ!部下」ですね(苦笑)。

 「これって業務命令ですか?部下」というのもいて、どちらも「なぜ、会社の飲み会に、プライベートを犠牲にして、お金まで払って出なきゃいけないのか分からない」と、考えているのが特徴です。

ニケ アッハハ、確かに言ってることは正しい気もしますけど……。ただのオジさんとか、キャバ嬢とか、自分が言われたら逆上しそうなこと平気で書くのもすごいっ。しかも「37歳」という事実! てっきり20代だと思ってたのに……。

カワイ そうね~、「20代=飲み会新感覚世代」ってイメージがあるけど、昔から、こう思っている人はいたのよ。ただ、口にできなかっただけ。私も会社の飲み会は、あまり得意ではなかった。というか、イヤでした。

ニケ えええ~! 薫さんって、そういうタイプなんですか? てっきり毎晩、飲み歩くタイプかと。

カワイ (笑) 「お酒強そ~!」に見えるものね~。でも、実は全くダメ。神様は「これでお酒まで強くなったら、恐いものなしになってしまう」とお考えになったらしく、お酒だけは弱い。でも、飲みに行くのは嫌いではありません。

 ただ、上司とは、嫌でした。スッチーなので一般の会社とは違うかもしれないけれど、それでもやはり嫌で。先輩たちの自慢話や人生訓みたいな不毛な話を聞かなきゃならないし、「そうですね」って相づち打つのも苦痛でした。