なりたい自分を思い描き、「未来の記憶」を作る

カワイ 自分の未来のイメージをしてほしいの。

ニケ 一人ぼっちで、1日誰と話すこともなく、皇居の周りを一人ランする、とかですか?

カワイ 暗っ! そうじゃなく、「こういう人生でありたい」とか、「こういう自分でいたい」って、いいイメージをする。「未来の記憶」を作ってほしいのです。

5年後のなりたい自分を考えてみる (C) PIXTA
5年後のなりたい自分を考えてみる (C) PIXTA

ニケ 未来の記憶、ですか? 変な日本語~。キャハッハ。薫さん、日本語、変ですよ~。

カワイ いいえ。変だけど、変じゃありません。人は「こうなりたい」ってずっと思い続けると、脳がそれを記憶して、それに近づくベストの選択を無意識にするようになります。

 なのでまずは、「5年後のなりたい自分」をイメージするところから始めてみてください。結婚してる自分でもいいし、お一人様をエンジョイしてる自分でもいい。大切なのは「こうなりたい」って心から思うこと。それをイメージし続けること。それが未来の記憶になり、気がつくと今の不安がなんだったのかも思い出せないくらい、素敵な自分になっています。

ニケ ……あの、今ちょっと思ったんですけど、薫さんの5年後が心配になってきました。

カワイ なんで? (キリッ!)

ニケ だって……、お一人様……、結婚……、い、いや、これ以上はやめておきます! いいイメージに変えますぅ~。本日これまで! また、来週~。

文/河合薫 写真/PIXTA

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