今年、全面リニューアルのベルメゾン

 カタログ通販大手の千趣会が販売する機能性肌着。2011年の発売からシリーズ累計で540万枚以上を売り上げているという人気の商品です。2016年の秋は素材を刷新したとのことで、チェックしてみました。

【試着したのはこちら!】ベルメゾンのHotcott

ベルメゾン
【商品名】Hotcott(ホットコット) あったかインナー・綿混長袖レディース
【価格】917円~1195円(税込み990円~1290円)
【URL】http://www.bellemaison.jp/cpg/fashion/hotcott/hotcott_index.html
【素材】綿95%、ポリウレタン5%

 今秋の新製品は素材を全面的にリニューアル。千趣会によると、前年度の製品に比べ0.8度、保温性がアップしたそう。従来品で使用していたアクリルとレーヨンを使わず、綿の構成比を45%から95%まで高めました。新たに開発した綿糸には、綿そのものが発熱機能を持つ発熱綿を30%使用。さらに、吸湿性が高く柔らかいスーピマ綿をブレンドして生地の厚みを抑え、肌触りがさらになめらかになりました。

【試着レビュー】綿なのになめらか、フィット感抜群の発熱インナー

 カジュアルなカットソータイプのインナーです。伸びが良く、体にフィットして温かさを逃さない感じがします。「綿95%の肌触り」に、「素材そのものが発熱するという機能性」、さらに「重ね着もしやすいフィット感」を兼ね備えているのがすごい。前年度より綿の配合を増やしたにも関わらず、すべりが良くなめらかな表面感は変わっていません。

 後述のヒートテック(ユニクロ)などに比べるとやや厚めの生地。ニットに重ねて着てもごわつきは感じませんが、厚めである特性上、シャツの下に着るには好みが分かれそうです。肌に当たってチクチクしがちな品質表示タグは付けずに、生地に直接プリントしているのはうれしい気配り。丈は8製品の中では長めで、背中が出にくく安心です。

 手ごろな機能性肌着には化学繊維を使った製品が多く、今回の8製品でも5製品が化学繊維メイン。でも、天然繊維の着心地が好きな人や、化繊のヒヤッとする感じが苦手な人には、ホットコットはかなりオススメ。中でも綿素材が好きで、体にフィットするタイプが好きな人は、これで決まりといっても良いのではないでしょうか。