「カジュアルキャンピング」~なんとキャンプ商品の売り上げ2倍
モノよりコトに消費し、堅実志向が高いといわれるアラサー世代。グランピング(豪華なキャンプ)が注目される一方で、より気軽に、よりカジュアルにキャンプを楽しむ、カジュアルキャンピングも話題となりました。このカジュアルキャンピングを楽しんでいるのがアラサー世代です。
「サンダル、UVカット商品、ラッシュガードといったキャンプ関連商品の売り上げが好調で、例えば、キャンパーズコレクション、キャンプスタッグなどのブランドの簡易テントは昨年に比べると、2倍以上を売り上げました」(清水さん)。その背景には気軽に楽しむファミリーキャンプのブームや、野外フェスの定番化がある、と分析。
確かに、以前に比べると、キャンプがぐっと身近な存在に。日常のライフスタイルにアウトドアブランドの服やグッズなどのファッションアイテムを取り入れやすくなった気がしますね。
「進化形アニマルファッション」~フェイクファーなどに注目
流行のファッションアイテムに常に敏感なのがアラサー世代。中でも、2016年秋冬シーズンのNYコレクションで注目されたフェイクファーや、フェイクムートン、レオパード柄など、今年は「アニマル」なファッションアイテムに注目が集まったそう。
「これまでにない特徴的な動きとしては、真夏にフェイクファーサンダルがブレイクした点。シーズン関係なく、通年アイテムとしてアニマルが受け入れられました」(清水さん)。