趣味は、海外ドラマ鑑賞。「非日常の世界に没頭して、オンとオフの切り替えになります。リフレッシュしてからベッドに入ると、よく眠れるんです」

 これまで数々の厳しい場面にさらされ、逃げ出したくなることはなかったのか。そう問うと、久美子さんは穏やかに答える。

 「置かれた立場の責任を考えると、ここで投げ出すわけにはいかないと思いました。社長という立場だからこそできることを私は多くの方々から託されているのだという思いが常にあります。そして、私自身としても後悔するような生き方はしたくありません。『私が今ここで引き下がったら何が起きるのか』を考えると、やめるという選択肢はありませんでした。やってみてダメならそれまでで、やってみれば自ずと結果は出る。それならば後悔しない方へ行動したいと思います」

 計画通り、大規模な店舗改革も実践した久美子さんが思い描くのは「インテリアを楽しみながら長く付き合うライフスタイルの提案」。「衣食住の中では日本人の生活にまだ定着しきれていない」という“住”の充実に寄り添う企業を目指す。今後は家具の下取りを強化し、レンタルサービスも導入する予定という。