カラフルな蝶や花があしらわれ、キラキラとスワロフスキーが輝くゴージャスな陶器の骨壺が、今、フューネラル(葬儀葬祭)業界で大きな話題となっている。この宝箱のような骨壺を生み出したのは、葬儀業界とは縁のない文具・雑貨メーカーCOVER(カバー)のクリエイティブプロデューサー布施美佳子(ふせ・みかこ)さんだ。彼女はなぜ骨壺をプロデュースしたのか、「スワロフスキー輝く美しすぎる骨壺が生まれた理由」に続き、話を伺った。

 今までにない美しい骨壺を提案するCOVER(カバー)のクリエイティブプロデューサー布施美佳子(ふせ・みかこ)さんは、「亡くなった後のことを考えるなんて、縁起が悪い」という考え方から「最期まで自分らしくありたい」とう方向に変わってきた、と話す。「自分の葬儀を考えることは、生きることを考えることにもつながる」と話す布施さんが目指す新たな世界観とは、一体どのようなものなのでしょうか。