広告代理店を舞台にした漫画「サプリ」(祥伝社)作者のおかざき真里さんと、日経ウーマンオンラインにも何度か登場しているWEB編集者の中川淳一郎さんの対談が実現! 電通過労死事件以降、長時間労働がよりいっそう問題視され、社会はそれを改める方向へと進んでいますが、まだまだ課題が山積み。そこで、過酷な現場を経験してきた二人が考える「働き方・生き方」についての対談を、聞き手・河崎環さんで本日から全3回でお届けしていきます。

第一回 過酷な現場での働き方(この記事)
第二回 忙しい女の恋愛は○○が鍵
第三回 仕事で罵倒されたことありますか?自己肯定感保つ方法
それぞれの著書「電通と博報堂は何をしているのか」と「サプリ」を持ったお二人

【第一回】広告代理店社員が「社畜」になってしまうわけ

――お二人は以前、同じ博報堂にお勤めだったんですよね。

中川淳一郎さん(以下、中川):僕は1997年入社で、コーポレートコミュニケーション局(CC局)というところでPR業務をしていました。で、2001年に退社し、無職になってからフリーライターになったんです。

おかざき真里さん(以下、おかざき):私は中川さんよりも前に入社して、制作局でCMを作ってました。退社したのは2000年ですね。

中川:おかざきさんは社内でも有名な方でした。クリエーティブなのはいいことだ、と副業を推奨する会社だったので、新入社員向けの会社案内にも載ってて、僕は「おお、あのおかざきさんだ」って。おかざきさんの漫画「サプリ」は広告業界の「社畜」ぶりを描いているじゃないですか。社内にいた僕にとっても、とてもリアルですね。