電通の新入社員が自殺。過労が原因か

「組織の体制を変え、管理職が部下の健康管理を徹底せよ」

 現代の会社組織は、上司自身も数字やノルマを背負っている「プレイング・マネージャー」タイプが多い。亡くなってしまった女性社員の上司もそうだったかはわかりませんが、部下である彼女にハードワークを強いていたわけですから、その人自身もずっとそういう働き方でやってきたのでしょう。

 本来、部下の状況を把握して適切なマネジメントすることは管理職の仕事です。親元を離れて一人暮らしをしているなかで、直属の上司が部下の顔色を見て休ませたり話を聞いてあげなければ、誰が彼らの健康や精神の状態を判断できるのでしょう。組織は管理職が管理職の仕事をまっとうできるように、早急に仕組みを変えなくてはいけないと思います。

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 2016年のニュースを川崎さんに斬りまくってもらった本稿。働き女子にとっても決して他人事ではない事案も多いだけに、我が身のことのように向き合うことが今後の知恵となるはずです!

文/小泉なつみ

川崎貴子(かわさき・たかこ)

1972年生まれ。埼玉県出身。1997年に働く女性をサポートするための人材コンサルティング会社(株)ジョヤンテを設立。女性に特化した人材紹介業、教育事業、女性活用コンサルティング事業を展開。女性誌での執筆活動や講演多数。著書に『結婚したい女子のための ハンティング・レッスン 』、『私たちが仕事をやめてはいけない57の理由』『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』、『上司の頭はまる見え。』、『モテと非モテの境界線 AV監督と女社長の恋愛相談』がある。株式会社ninoya取締役を兼任し、2016年11月より、働く女性の結婚サイト「キャリ婚」を立ち上げる。婚活結社「魔女のサバト主宰。女性の裏と表を知り尽くし、フォローしてきた女性は1万人以上。「女性マネージメントのプロ」「黒魔女」の異名を取る。11歳と4歳の娘を持つワーキングマザーでもある。