安くしたい毎月の支払い 見直すならどれ?

 節約の対象になるような支払いにはどんなものがあるのでしょうか。

 毎月実際に支払っている費用について、「金額に納得感がなく支払いに不満があるもの」「コストパフォーマンスをもっと上げたいもの」をそれぞれ選んでもらい、支払い不満度・コスパ不満度を算出しました。

 支払い不満度を見てみます。金額が相応でなく支払うことが不満だと感じているものは、「ケータイ料金」(44.7%)、「ATM利用手数料」(19.8%)、「医療保険料」(19.3%)、「ガソリン代」(18.4%)が並びました。どれも日常生活には欠かせない出費ですが、「高いから金額を低くしたい」「この金額を支払うのは不本意」というような感情を持ってしまうようです。

支払い不満度は?
支払い不満度は?
金額に納得感がなく満足度が低いものトップは、ケータイ料金

 ケータイ料金は、約半数の人が金額に納得できていないようです。また「ATM利用手数料」や「医療保険料」についても5人に1人が支払い額に納得せず、不満を抱えていることが分かりました。

 次に、コスパ不満度を見てみました。最多は「ケータイ料金」で、支払い者の41.5%が見直しを図ってコスパを上げたいと考えていることが分かりました。ケータイ料金に続いたのは、「貴金属や洋服の支払い」(27.6%)、「化粧品代」(24.6%)、「旅行代」(21.4%)、「医療保険料」(20.1%)でした。

コスパ不満度が高いものは?
コスパ不満度が高いものは?
見直しを図ってコスパを上げたいもののトップはケータイ料金でした

 これらの支払いはいとわないけれども、もっと安くてお得なサービス・商品を探したい、コストパフォーマンスをよくしたいという気持ちになるものは、総じて自己投資に関わるものでした。

 また、節約が得意な人は、女性限定のお得なサービスや、支出と同時に貯まるポイントにも注目しているようです。