長かった冬も終わり、ゴールデンウィークに衣替えを予定している人もいるのではないでしょうか。……え? するつもりはない? そうなんです、実は最近では「衣替えをしない」人が増えているんです。そもそも衣替えはすべきなのか、するとしたら上手な方法はあるのか、整理収納アドバイザーのすはらひろこさんに話を聞きました。

 厚いコートやニットを脱ぎ、軽やかな春物の洋服を着ると心が浮き立ちますね。「冬はそれほど汗もかかないし……」「全部クリーニングに出すと高いから」と冬物の衣類をそのままクローゼットにしまったり、何となく冬物と春物の洋服の場所を掛け替えたりしているだけの人もいるかもしれません。

 でも、着ていた冬物をそのままクローゼットにしまうのは「洋服を傷める原因」だと、すはらさんは言います。

そのままクローゼットにしまってない? (C) PIXTA

 「確かに冬は夏に比べて汗をかく量は少ないのですが、皮脂は冬でも分泌されています。皮脂が付いた部分は汚れや黒ずみの原因になりますし、虫食いの被害に遭う心配もあります。一度着た洋服は洗うか、クリーニングに出してから収納するのが鉄則です。

 また、クローゼットの中に冬物と春夏物が混在していると着たい洋服をすぐに取り出せません。洋服はあるのに結局いつも同じコーディネートだったり、どこに何があるのか分からず、似たような洋服ばかり買ってしまったりという人もいるのでは?」

 身に覚えのある人も多いかしれませんね。

 「分かってはいるけれど、衣替えが面倒で……」、そんな女性たちの声が聞こえてきそうですが、エステーがハウスキーピング協会と共同で実施した「衣類の収納に関する実態調査」からも女性たちの衣替え事情が分かります(調査期間:2015年3月、調査対象:整理収納アドバイザー1級保持者100名/20~50代の女性100名/調査方法:インターネット)。