【実践編1】手首をつかまれたときに使える護身術
次はいよいよ実践編。ALSOKが過去3年間で150回以上開催している「ALSOK 女性向け防犯セミナー」で教えている護身術を紹介します。まずは手をつかまれたときの対処法から。
相手が自分と逆の手でつかんできた場合
まずは、相手が自分と逆の手で(例:自分の左手を相手が右手で)つかんできた場合です。
(1)手をパーに開き、腕に力が入りやすい状態をつくります。
(2)前の足に力を入れ、相手の手のひらのほうから一気に引きます。
(3)引いた手を自分の顔まで寄せ、手が離れた隙に逃げましょう。
相手が同じ手でつかんできた場合
続いては相手が同じ手で(例:自分の左手を、相手も左手で)つかんできた場合。
(1)つかまれた左手の甲を相手の腕の下を通すようにして手を上げ、相手の手首をひねります。
(2)自分の小指側から、手刀で相手の手を振り払い、逃げます。