ランドリー用ハンガー

ニトリはアイデア系グッズに強み。パーツ交換が簡便な無印良品

 洗濯物を干す際に使うランドリー用のハンガーは、サイズやピンチの数が選ぶ基準の一つになるだろう。ピンチ数のバリエーションが多かったのは、収納ケースの場合と同様に無印良品とニトリだ。どちらもピンチが10個前後の小型モデルから、50個前後の非常に大きなモデルまでそろう。

 なかでもニトリは、ピンチ同士が絡まりにくいものや軽い力で洗濯物を外せるものなど、アイデアが光る商品が豊富。全般的に値頃感があり、ピンチが40個付きのオールステンレスタイプでも1420円(税別)と安い。一方、無印良品は、定番の角型の他、壁掛けしやすい半円形タイプなどもそろい、用途に応じて選べる。

ピンチ数のバリエーションで各社に差
ラインアップ
無印良品 ニトリ イケア
アルミ素材を使った角型ハンガーは全部で6種類。サイズによってピンチ数は異なり、10~48個と幅がある。また、16ピンチ付きの壁面用や、18個もしくは28個のピンチが付いたオールステンレスタイプもラインアップ ピンチが絡みにくいステンレスハンガーは、ピンチ数が8個から40個までの5種類をそろえる。その他にも、アルミやポリプロピレンなど、素材の異なるハンガーを多数用意しているのが特徴。円形のパラソルタイプなどもある 定番のモデルは、ピンチ数が16個、30個、38個、42個をそろえる。42個の大きなハンガーでも、価格は税込み799円と安い。また、赤や黒といったランドリーハンガーとしては珍しいカラーがあるのは、イケアならではだ

無印良品のPOINT

ピンチなどのパーツ交換が容易
種類が豊富なアルミ角型ハンガーのなかでも、薄型タイプ(右写真)は利便性が高い。小型ながらピンチが14個付き、例えば靴下なら7足まとめてつるせるなど、小物を干すのに便利。アルミ壁面用ハンガー(下左写真)は半円形で、壁際につるしても洗濯物が壁に触れず、部屋干しに向く
交換用にピンチだけも販売している。ピンチには、紫外線に強いポリカーボネートを使用。交換は簡単
交換用にピンチだけも販売している。ピンチには、紫外線に強いポリカーボネートを使用。交換は簡単
ニトリのPOINT

引っ張るだけで洗濯物をラクに外せる

機能性の高いハンガーが多く、なかでも「簡単取込ハンガー」(左写真)は使い勝手が良かった。乾いた洗濯物を軽く引っ張るとピンチが少し開くため、簡単に取り込める。また、折りたたんだ際でも、ピンチが絡まりにくかった
イケアのPOINT

収納しやすいパラソル型ハンガー
種類は少ないが、ユニークなデザインが魅力。パラソル型の「PRESSA 物干し用ハンガー」(下左写真)は、使わないときに小さくたためる。小型で部屋干しにも使えそうだ。ランドリー用品として、ピンチを入れるかご(下右写真)も用意

注)掲載している一部商品は、取り扱いのない店舗もある

「安くていいもの&得する方法 BOOK」
 編集:日経トレンディ
 出版社:日経BP社

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「安くていいもの&得する方法 BOOK」掲載記事を転載
この記事は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

文/根本佳子