僅か半畳ほどのスペースがあれば、3万円でオールインワンのクローゼットが作れる――。ビジネスパーソンのそんな夢をかなえてくれるのが、無印良品とニトリのグッズだ。

 考案した整理収納アドバイザーのすはらひろこさんによると、無印とニトリの相性は抜群だという。「無印の収納用品はサイズが統一されているため、限られた空間を無駄なく使うのに有効。一方、ニトリは、実用性の高いユニークなグッズが豊富です」(すはらさん)。また、無印で終売になったアイテムの類似商品が、ニトリで販売されているケースもある。

 “夢のクローゼット”を作るには、無印の「パイン材ユニットシェルフ・ワードローブ」をベースに、毎日使うモノを、12個の収納用品とともに集約する。製作コストはハンガーも含めて税込み3万円弱。実際に組み立ててみたところ、1時間足らずで完成した。

 この収納のポイントは3つ。「つるす」「見せる」「立てる」だ。

 まず1つ目は、クローゼットにつるすアイテムを多用すること。例えば、ニトリの「吊り収納6段」や無印の「吊るせる収納・シャツポケット」は、つり下げるだけで、それぞれ5~6の収納スペースが確保できる。そこに部屋着やワイシャツなどを入れれば、ワン アクションで衣類が出し入れできて便利だ。また、置き場所に困るベルトや脱いだ服は、側面にS字フックやランドリーバッグをつるすことで解決する。

 2つ目は、見せる収納。腕時計や家の鍵など、よく使うモノはしまわず、あえて見える場所に置く。収納ケースの上に置いたプレートを定位置にすれば、しまう面倒がないうえに、置き場所を忘れて後で探す手間も省ける。

 そして3つ目は、立てること。まな板スタンドやディッシュスタンドを使って、パソコンや本を立てておくと、しまうのも取り出すのもラクだ。

「置く」「入れる」「掛ける」だけのラクラク収納

【無印良品】
パイン材ユニットシェルフ・ワードローブ 実勢価格1万8000円(税込み)
ストックゾーン  身長より高い場所には、普段使わないモノを置く。スキーウエアや水着など季節ものの衣類を蓋付きのケースにしまっておくといい。
ワンアクションゾーン  よく着る衣類は目線より下にハンガーやラックで掛けておくとラク。パソコンや本はワンアクションで出せるように立てておく。
ツーアクションゾーン  シャツ、靴下、ズボンなど衣類一式は、膝より下、引き出し式のケースにしまう。深さが異なる2種類のケースを使い分けると便利。