去る側もあなたらしさが伝わる“心遣い”を見せたい

 転職、退職などで会社を去る際、お世話になった上司や同僚、部下たちに、これまでの感謝の気持ちをささやかな形にして贈ることができれば……と思う人は多いでしょう。でも、いざ選ぶ段階になると、どんなものがよいか分からず悩むことも。送別会でのお返しギフトで喜ばれるのは、「皆で楽しめるスイーツ」または、「一人ひとりに配れる実用品」が鉄板だと言われています。

ハズさない! 送別会のお返しギフトアイテム
オフィスを去るときのお礼ギフト10選!

ギフト商品は記事公開時のものです。現在は取り扱いを終了しているものもあります。

相手の心を動かすお礼状つくり

 そして、送る方も送られる側も、相手の心を動かすお礼状を忘れずにしたためることができたら素敵ですね。

小西利行さん
小西利行さん
POOL(http://pool-inc.net/) 代表取締役。著書の『伝わっているか?』(宣伝会議)は、「ブサイクな男が会社一の美人と合コンするには」「嫌われ者だった部長が、部下に慕われる憧れの上司になるには」などハードルの高い数々の課題を、シンプルで分かりやすい方法で解決しながら、「相手に伝わる」コミュニケーションとは何かを教えてくれる一冊。

 「伝わる」文章のプロであるコピーライターの小西利行さんは、「お礼状で最も大切なのは、相手に思いが伝わること」と言います。そして、マナー本などの例文を活用するのも決して悪いことではないと指摘します。

 「儀礼的であったり、形式的な文章であったりと、自分の言葉ではないことが相手に分かったとしても、一生懸命に調べて頑張って書いたということは伝わるはずです。少しぐらい間違ったとしても、手紙に失礼がないようにという思いが込められていることは分かりますし、一生懸命さが伝わればいいと思います。得意先の職位の高い人へ送るお礼状のように、どうしてもミスしてはいけない、失礼があってはいけない相手の場合は、マナー書の例文をそのまま写すというのも、選択肢として考えてもいいのでは」と小西さん。

 小西さん流の「自分らしいお礼の文章」を作成する際のポイントは、「リアリティ」だそう。

 小西さんにインタビューした際、リアリティのあるお礼状を書くためのメソッドを指南していただきました。ぜひ、ここからメソッドを確認してください。

続きはこちら ⇒ 送別会でプレゼントを贈られたら~心を動かすお礼状、超カンタン4メソッド



 いかがでしたか。「送別会……どうしよう」と頭の中で悶々と考えるよりも、多くの人のアイデアや過去の実例などを参考にして、そこにプラスαをすることでオリジナリティを出せば、より素敵な送別会になりそうです。

 3月4日(木曜日)「アイテム Seleciton」では、今年度おすすめの送別ギフトをご紹介! ぜひチェックしてみてくださいね。