春は新しい生活が始まる季節。社会人なら就職や異動、新しいプロジェクトのスタートなど、今までとは違った環境や、初めて会う人に囲まれて仕事を始めることが多いでしょう。
新しい環境で円滑に社会生活を送るためには、周りの人とのコミュニケーションは必須。自分の考えを伝えるには、笑顔など身振りも重要ですが、多くは言葉に頼っています。そこで新生活に備えて、言葉によるコミュニケーション能力を上げる方法を考えてみましょう。

(c)PIXTA

 日本人の多くはコミュニケーションに苦手意識を持っていますが、手紙を書くことでコミュニケーション力を鍛えられることが調査結果を通じて明らかになりました。好感度アップを狙うなら、手紙を書くことから始めてみるのは良い手段かもしれません。

気持ちや考えを伝えることが苦手な現代人

 コミュニケーションスキルが高い人はどんな職場でも重宝されるもの。ですが、「自分はコミュニケーション能力が高い」と思っている人は少数派ではないでしょうか。ネオマーケティングによるアンケート調査では、対人コミュニケーションが「苦手」だと答えた人は7割以上にのぼっています。

 日本人は「空気を読む」ことや「言外の意味をくみ取る」ことに重きを置く傾向があるので、自発的な言葉でのコミュニケーションに苦手意識があるのかもしれません。

現代人の4大コミュニケーションツールは?

 アンケートによると、普段コミュニケーションツールとして利用しているものは、多いものから「直接会話する(75.8%)」、「メールする(62.1%)」、「電話する(61.1%)」、「LINEする(51.1%)」の四つ。複数回答可のアンケートにも関わらず、手紙を書く人は1割程度にとどまり、かなりの少数派となっています。

普段コミュニケーションツールとして 使用しているもの(複数回答、n=800)
会話、メール、電話、LINEが4大コミュニケーションツール。手紙は少数派のツール

 子どもの頃は女子同士で手紙を送りあったり、授業中に回したりして楽しんでいた人もいるかもしれません。引っ越した友だちと文通していた人もいるでしょう。でも、大人になると ほとんど手紙を書かなくなるという傾向があるようです。調査では半数の人が5年以上、手紙を書いていないという結果に。ところが、手紙を書く少数派には、ある特徴が見られました。