やる気がずっと続くテクニック

 モチベーションの維持は、仕事にとっても大切なスキルです。コミックでもいくつか触れていますが、本コラムでもプラスになる「やる気が続く技術」をお伝えします。

(1)「計画的ダラダラ時間」を設定しよう

 せっせと花の蜜を集める働きバチは休みなく働くせいで、1~2カ月で死んでしまうそうです。人間だって毎日昼休みも取らず夜遅くまで残業をしていたら、1週間も乗り切れないでしょう。

 集中力も体力も尽きかけた状態でダラダラと、通常の何倍も時間をかけて仕事をし、完成してもミスだらけという結果では、疲れるだけで何の成果も上げられません。

 休まずして仕事はできないのです。

 ダラダラ仕事を続けるくらいなら、「1週間に1回、マッサージに行く」などと、脱力する時間を設定して、いっそ計画的にダラダラしましょう。ロールプレイングゲームに例えるなら「宿に泊まる」です。翌日には心身共に回復して、新たな気持ちで仕事に臨むことができます。

休む時間を設定して、心身共にリフレッシュしましょう (C)PIXTA
休む時間を設定して、心身共にリフレッシュしましょう (C)PIXTA

 もちろん、マッサージではなくても、自宅でアロマオイルをたいて眠る、近所のサウナに行く、クラシック音楽を聴くなど、何でもいいのです。計画的ダラダラ時間を設定することで仕事の質が高まり、大きな成果を上げられるのですから、多少の出費があっても、費用対効果は高いと言えるでしょう。