支え合えるパートナーがいる心強さ

 続いて、川崎さんが20~30代の頃のプライベートの話へ。ベンチャー経営者同士での結婚を経て、長女が1歳のときに離婚。その後、長女と仲良くなれたのが決め手となって、コンテンポラリーダンサーの男性と再婚した経緯を紹介しました。

 「最初の彼とは何が違ったんですか?」と安原編集長が聞くと、最初の結婚では、「自分たちの親世代のモデルケースを持ってきて、『こういう結婚がしたいんだ』というすり合わせをする前に結婚してしまった」と川崎さん。「結婚したら変わる」「子どもが生まれたら変わる」とお互いに考えていたと振り返ります。

「最初の結婚では、相手が変わることをお互いに期待していたんだと思います」と川崎さん
「最初の結婚では、相手が変わることをお互いに期待していたんだと思います」と川崎さん

 安原編集長によれば、「結婚することのリスク」について読者にアンケートを取ると、「経済的なリスク」が目立つそう。相手が借金を持っていたり、浪費家だったりすると結婚しないほうが経済的に安定するのではないか、という疑問を抱く傾向にあるといいます。

「結婚について考えたとき、『経済的なリスク』を挙げる読者が目立ちます」と安原編集長
「結婚について考えたとき、『経済的なリスク』を挙げる読者が目立ちます」と安原編集長

 これに対して川崎さんは「浪費家かどうかはチェックが必要だと思います。ただ、結婚して二人でやっていくのは、話し合いの部分が大きいんですね」とコメント。今回の乳がんで手術のために2週間休んだ際、家事や育児の面で「支え合えるパートナーがいるのは本当に心強い」と実感したそうです。