ピリ辛味で箸が進む
タコとワケギの醤油炒め
[全量]411kcal・塩分4.3g

 良質なたんぱく源であるタコには「補血」の作用が。コウさんはタコをご飯に炊きこむこともあるそうだ。「ワケギは、脾の働きを高めます。体を温める作用もあります」(コウさん)。

<材料>(作りやすい分量)
ゆでダコの足----------2本(140g)
ワケギ----------1束

A
 醤油----------大さじ1と1/3
 みりん----------大さじ1
 砂糖----------小さじ2
 白煎りゴマ----------小さじ1

鷹の爪----------1〜2本
ニンニク(みじん切り)----------1かけ分
ゴマ油----------大さじ1

<作り方>
1.ゆでダコは5mm厚さのそぎ切りにし、ワケギは3〜4cm長さに切る。

2.フライパンにゴマ油とニンニクを入れて弱火で熱し、香りが立ったらタコを入れて強めの中火で炒める。全体に油が回ったらAを加え、鷹の爪のへたと種を除いて手でちぎり入れ、ワケギを加えて炒め合わせる。

この人に聞きました
コウ静子
コウ静子さん
料理研究家
母である韓国生まれの料理研究家・李映林さんのアシスタントを経て独立。韓国薬膳の要素を取り入れながら、美容と健康を考えた料理を数多く提案している。テレビ、雑誌などのメディアで活躍中。著書は『症状別 不調のときに食べたいごはん』(家の光協会)、『野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん』(大和書房)など多数。

取材・文/大屋奈緒子(編集部) 写真/川上輝明 料理・スタイリング/コウ静子 栄養計算/原山早織(食のスタジオ)

日経ヘルス2015年6月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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