元気の出る食材が揃った
鶏じゃが
[全量]1292kcal・塩分7.5g

 鶏肉、ジャガイモ、ナツメは、どれもエネルギーを補う「補気」の作用を持つ食材。さらにジャガイモには、脾の働きを高める効果がある。冷たいものを食べがちな季節にぜひ。

<材料>(作りやすい分量)
骨付き鶏もも肉(ブツ切り)----------2本分(600g)
ジャガイモ----------2個
タマネギ----------1個
ニンジン----------1本
ナツメ----------6個

A
 醤油----------大さじ2と1/2
 ハチミツ----------大さじ2
 韓国唐辛子(粉)----------大さじ1
 (なければ一味唐辛子----------大さじ1/3)
 白煎りゴマ----------大さじ1
 おろしニンニク----------1かけ分
 ショウガ汁----------小さじ1

ゴマ油----------小さじ1
水----------300ml

<作り方>
1.鶏肉は流水で洗い、細かい骨を取り除き、ペーパータオルで水気を拭き取る。

2.ジャガイモとタマネギは4つ切りにし、ニンジンは2cm厚さの輪切りにする。ナツメは洗って縦に1カ所切り込みを入れる。

3.鍋にゴマ油を入れて中火で熱し、1の鶏肉を入れて焼きつけ、水を注ぎ入れ、ナツメを加える。沸騰したら弱めの中火にして、少しずらして蓋をして10分ほど煮る。2の残りの野菜とAを加えてさらに10分ほど煮る。

この人に聞きました
コウ静子
コウ静子さん
料理研究家
母である韓国生まれの料理研究家・李映林さんのアシスタントを経て独立。韓国薬膳の要素を取り入れながら、美容と健康を考えた料理を数多く提案している。テレビ、雑誌などのメディアで活躍中。著書は『症状別 不調のときに食べたいごはん』(家の光協会)、『野菜たっぷりの薬膳韓国ごはん』(大和書房)など多数。

取材・文/大屋奈緒子(編集部) 写真/川上輝明 料理・スタイリング/コウ静子 栄養計算/原山早織(食のスタジオ)

日経ヘルス2015年6月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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