きな粉プラスメニュー

 きな粉は温かいドリンクにも合う。ココアや抹茶、温かいカフェオレをはじめ、ちょっと肌寒い朝はスムージーをホットにしても。また、フルーツや野菜にかけてもおいしい。

甘酒きな粉ココア

カカオポリフェノールが脳を活性化!

 ココアに含まれるカカオポリフェノールが酸化を防ぎ、脳を活性化。甘酒には、過剰なメラニンの生成を抑えてシミやくすみを防ぐ麹が含まれ、食物繊維も豊富。

<作り方>
1.鍋にきな粉(大さじ2)とココア(小さじ1.5)を入れ、甘酒(大さじ2)を加えて溶かす。

2.甘酒(120ml)を加え混ぜ、火にかけ温める。

きな粉ホットレモン

レモンの効果で目覚めスッキリ!

 レモンの酸味と、香り成分リモネンが交感神経の働きを高め、シャキッと活動モードに。レモンなのにミルクティーのような味わい。

<作り方>
きな粉ハチミツ(きな粉大さじ2、ハチミツ小さじ2を練る)をお湯(200ml)で溶かし、レモン汁(小さじ1.5)を加える。

朝の一品にもきな粉かけるだけサラダ

 ドリンク作りも面倒——。そんなズボラさんにお薦めなのが、フルーツや野菜にきな粉をかけること。いつものフルーツや野菜サラダにきな粉を振りかけるだけで、栄養ばかりか味もグーンとアップ。「みそ汁に入れるとコクが出ます。蒸し野菜やヨーグルト+グラノーラにきな粉を振ってもおいしいですよ」(濱田さん)。

フルーツに

 フルーツにきな粉の香ばしさが加わる。リンゴ、バナナ、キウイ、グレープフルーツなど、さまざまな果物に合う。

野菜に

 市販のサラダに振りかけるだけで、うまみとコクがアップ。腹持ちも良くなり、マイきな粉を携帯したくなる!

この人に聞きました
濱田美里
濱田美里さん
料理研究家
大学在学中より民族料理や郷土料理に関心を抱き、日本各地のおばあちゃんを訪ねる。国際中医薬膳師、国際中医師。著書に『きなこが決め手の絶品レシピ』(淡交社)ほか。http://www.misato-shokdo.com/

取材・文/武田京子 写真/鈴木正美 スタイリング/三谷亜利咲 イラスト/三弓素青

日経ヘルス2016年5月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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