緑黄色野菜の中で抗酸化力がトップクラスのパプリカと、生活習慣病の予防効果が認められている酢を組み合わせた「酢パプリカ」。毎日こまめにとることで効果がさらにアップしますよ!

酢とパプリカの2つの効果でやせやすく

抗酸化力ナンバー1は赤パプリカ

 紫外線が強くなるこれからの季節、抗酸化力の高い野菜をとることは美肌のためにも大切。そこでお薦めなのがパプリカ。「パプリカに豊富に含まれるキサントフィル類は摂取すると細胞に分布しやすい性質があり、活性酸素の除去に有効」と、江崎グリコ健康科学研究所の西野梓さん。

 「とりわけキサントフィル類が多いのが赤いパプリカ。アスタキサンチンを上回る抗酸化力を持つカプサンチン、カプソルビンが含まれている」(西野さん)。もうひとつの注目成分がβ-クリプトキサンチン。「パプリカに含まれ、内臓脂肪を減らす効果がある」(西野さん)。

 そんなパプリカと相性がいいのが酢。酢酸にも内臓脂肪を減らす働きがある。大切なのは毎日続けて摂取すること。それではまず、パプリカと酢の気になる効果を詳しく見ていこう。

パプリカの抗酸化力

パプリカは緑黄色野菜の中でもトップクラス

 「緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドはカロテン類とキサントフィル類に大きく分類される。キサントフィル類は細胞膜へ分布しやすく抗酸化活性が高いという特徴を持ち、老化などの原因となる酸化ダメージを軽減する効果が期待できる」(西野さん)。赤パプリカにはキサントフィル類が豊富に含まれる。

野菜に含まれる主なカロテノイドの量
(データ:シーエムシー出版『カロテノイドの科学と最新応用技術』より改変)

 カロテノイドはパプリカやトマトの赤色、ニンジンのオレンジ色などを作り出す色素成分で、高い抗酸化作用を持つ。その中でもパプリカの含有量が多い。

赤パプリカに特徴的な成分に注目!

 カプソルビン、ククルビタキサンチンA、カプサンチンは赤パプリカに含まれる成分。特に、カプサンチン、カプソルビンは赤パプリカに特有。ククルビタキサンチンAは赤パプリカ以外にカボチャにも含まれる。

カロテノイドの抗酸化力の比較
(データ:江崎グリコ)