下腹を凹ませる新しいドリンクを今回は紹介しましょう。酢と炭酸水を合わせた「酢パークリング」飲料。酸っぱさと爽快感が味わえるこのドリンクを1日500ml飲むだけで、下腹がぺたんこになるとか……! 順天堂大学の小林弘幸教授にお話を伺いました。

 スッキリとしたのどごしが人気の炭酸水。そんな炭酸水に酢を加えたのが、「酢パークリング」だ。これには下腹をぺたんこにするうれしい働きがある。

 水に炭酸ガス(二酸化炭素)を含む炭酸水は、「飲むと胃腸を刺激して、胃・結腸反射を起こし腸のぜん動を促す。そのため便通がスムーズになる」と順天堂大学の小林弘幸教授はいう。

 一方の酢は、穀類や果実を一度アルコール発酵させ、次に酢酸菌で発酵させて作られる調味料。鼻にツンと来る“酸っぱさ”のもとである酢酸が、下腹の脂肪に効く。ミツカンの研究では、やや太めの対象者がおよそ大さじ1杯の酢に相当する酢酸を入れた飲料を12週間飲んだところ、内臓脂肪が減少した。およそ大さじ2杯の酢に相当する酢酸を飲むと、皮下脂肪も減少した。

 ミツカン開発技術部の髙橋幹雄さんは「酢酸は食後の血糖値の上昇をゆるやかにし、さらに肝臓などの細胞内で脂肪燃焼を促進し、脂質の合成を抑えることで、内臓脂肪を減らすと考えられている」と話す。

およそ大さじ1杯にあたる酢酸で内臓脂肪が減少
平均44.1歳のやや太めの男女175人を3群に分け、酢酸なし、酢酸750mg(大さじ1杯の酢に相当)、酢酸1500mg(大さじ2杯の酢に相当)を含む飲料を12週間飲んでもらった。結果、酢酸750mgの群は内臓脂肪が、酢酸1500mgの群は内臓脂肪と皮下脂肪の両方が有意に減少した。(データ:Biosci.Biotechnol.Biochem.; 73,8,1837-1843,2009)