酢はお好みで選んでOK

 酢パークリングに使う酢は、飲みやすさや好みで選べばOK。酢になじみのない初心者は、マイルドで飲みやすいリンゴ酢から始めてみよう。ツンとした酸っぱさと風味を求めるなら穀物酢、コクや芳醇な香りを楽しみたい人には黒酢がお薦めだ。

酸っぱさなら穀物酢、マイルド派はリンゴ酢、コクを楽しむなら黒酢

職人が3年間熟成
【1】桷志田(かくいだ) かめ壷タイプ
玄米、水、麹を3年間熟成した米黒酢。豊かな香りと、サッパリとしたな味わいが楽しめる。500ml、2500円(税別)。問/福山黒酢

米の甘みとコクのある味わい
【2】臨醐山(りんこさん)黒酢
原材料に米のみを使用し、独自の発酵方法で醸造した米黒酢。米の甘みを感じるまろやかな酸味が特徴。360ml、500円(税別)。問/内堀醸造

ワインソムリエが監修した
【3】リンゴ酢
国産リンゴ果汁に少しの米を加えることで深みのある味わいを実現。世界的ソムリエの田崎真也氏が監修。500ml、208円(税別、編集部調べ)。問/タマノイ酢

津軽りんご×天然酵母
【4】樽熟りんご酢
津軽の完熟りんごを100%使用した酢。独自のすりおろし醸造でリンゴのうまみを感じられ、飲みやすい。500ml 、800円(税別)。問/カネショウ

さっぱりとした醸造酢
【5】ミツカン 穀物酢
原材料は小麦、米、コーン、アルコール、酒かす。さわやかな味。スーパーなどで手に入りやすい。500ml、172円(税別)。問/ミツカン

すっきりまろやかな味わい
【6】穀物酢
主原料は米、コーン、酒かすなど。すっきりとしたまろやかな酸味。500ml、167円(税別、編集部調べ)。問/マルカン酢

この人に聞きました
小林弘幸
小林弘幸教授
順天堂大学医学部附属順天堂医院総合診療科
順天堂医院に日本で初となる便秘外来を開設。自律神経の働きを高める独自メソッドや腸脳相関などに注目し、研究を行う。著書に『「流せる人」はうまくいく』(光文社)ほか多数。

取材・文/氏家裕子、熊 介子(編集部) 写真/三村健二 スタイリング・料理・レシピ作成/タカハシユキ 栄養計算/原山早織(食のスタジオ)

日経ヘルス2015年8月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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