脂肪を燃焼する6大食品

褐色脂肪細胞を活性化させる食品には辛み成分を含むものが多い。かんきつ系の香り成分やカフェインにも脂肪燃焼効果あり!

1. 唐辛子

唐辛子に含まれる辛み成分のカプサイシンや、辛くない唐辛子に含まれるカプシノイドという成分は、熱さや痛みを感知するTRPという温熱受容体に作用し、脂肪燃焼にかかわる交感神経の働きを高めることで、褐色脂肪細胞での熱産生を促進する。ただし、カプサイシンには血管を収縮して血圧を上げたり、心拍を上げる交感神経の働きを高める作用も。とるのはほどほどにしよう。

2. ショウガ

ショウガに含まれるジンゲロール、ショウガオール、パラドールなどの成分が、カプサイシンと同様、TRPという温熱受容体に作用して、脂肪燃焼にかかわる交感神経を高める。生のショウガに多いジンゲロールにはいくつか種類があり、中には辛くないものもある。どれもTRPには同じように作用するという。

3. グレープフルーツ・レモンの皮

グレープフルーツやレモンに含まれる香り成分のリモネンは、交感神経を刺激してノルアドレナリンの分泌を促す。その結果、褐色脂肪細胞を活性化し、熱が作られる。グレープフルーツの香りをかぐと、末梢や背中上部の温度が上昇するという報告もあり、動物試験ではダイエット効果も確認されている。リモネンは特に皮部分に多い。

ショウガ+レモンで…【ショウガレモン白湯】

白湯にショウガのスライスとレモンの皮を入れるだけ!