悪い親友はこんな人

相手との距離の取り方が分からずにベッタリ一緒にいたり、相手の言動に振り回されていたり…。どちらかの我慢の上に成り立っているのが、悪い親友。

嫉妬  嫌味ばかり言う

何にでも嫉妬される
仕事や彼氏、家族のことなど何を話しても張り合われたり、羨ましがられたりするのは、相手が嫉妬している証拠。「SNSは嫉妬心を刺激する場合があるので、使い方に気を付けて」。

会話のなかでイラッとする言葉が多い
「センスがいいから、安い服でもおしゃれに見えるよね」「痩せたね。でも急に痩せるとシワが増えるよ」など褒め言葉のなかにもトゲが含まれているのは、相手の対抗心の表れといえる。

主従関係  常に見下している

支配しようとしてくる
「○○するといいよ」などあなたのためを装って支配しようとする。「自分が納得できないなら聞かなくてOK。いい関係なら『今は自分の考えを優先したい』と言えるはず」。

優劣を決めたがる
“正論”を振りかざし、自分が正しいという上から目線の態度で優位に立とうとする。「主従関係は一度決まってしまうと、ひっくり返しにくい。早めにサラリとかわしましょう」。

打算  損得勘定でつながる

打算が見え隠れする
「この先輩といると社内での立場がラク」「あれこれ引き受けてくれて助かる」など一方にとって都合がいい関係。打算があると「いつも助けてあげてるよね」と相手からも利用されやすくなる。

趣味や共通の話題のみでつながっている
「好きな俳優が一緒」「独身」などの共通項のみでつながっていると、どちらかがその条件から外れた途端に話が合わなくなることも。「転職や結婚で疎遠になることが多いパターンです」。

本心を見せない
腹を割って話しても、相手の反応が薄いのは相手が距離を置きたがっていたり、自分への関心が薄かったりするサイン。無理に親しくなろうとせず、ほどほどの距離で付き合うのも一考。

依存心が強い
何かと頼ってくるが、こちらが困っているときは知らんぷり。「親身になって対応しても、都合のいい相手としか見ていません。ほかにもっと頼れる相手がいたら、乗り換えられる可能性が」。

友情が壊れる瞬間、女の事件簿

こんなことで決裂するなんて…。読者から驚きのエピソードが届きました!

●駆け引きされて愛想が尽きた
友人の同僚を紹介されて、3人で1年ほど遊んでいました。ある日、友人からその同僚に恋愛感情があるかを聞かれ、ないと言うと「彼を好きになったけどいいよね」と。言質を取るようなことをされ、すぐに友達をやめました。(29歳・商社・営業事務)

●度重なる冷たい態度から疎遠に
数人のグループで仲よくしていましたが、なぜか理由もなくそのなかの一人が私にだけつらく当たるように。悩みを聞いてもらえず、恋人ができても祝福してもらえないなどの積み重ねが原因で、精神的に疲れてしまいました。(28歳・サービス・接客)

●結婚式に欠席したことで激怒
大学時代の友人の結婚式に招かれましたが、事情があって欠席しました。招待状の返信に理由を書かなかったためか、友人は参列しないことに激怒。その後は年賀状を送っても返ってこなくなり、私も去る者追わずという心境です。(36歳・求職中)

●信頼していた友人が無視
大切な友人に送った結婚式の招待状の返事がなく、何度連絡しても無視。学生時代の友人で、社会人になってからも連絡を取り合っていたのに、彼女にとって自分は“大切な友人”ではなかったんだ、と残念な気持ちになりました。(30歳・電機・営業事務)

●一緒に喜んでくれるはずが…
会社を辞め、念願の語学留学を決意。学生時代から目標にしていたので、親友に報告すると「帰国してから仕事あるかなぁ」と。喜んでくれると思っていたのにその反応にびっくり。以前のような“親友”ではなくなりました。(31歳・製薬メーカー・営業)

●妊娠で変わってしまった関係
高校時代からの親友が妊娠。マタニティーブルーになった彼女が、独身の私とは話す意味がないと言っていたと、友人から聞いてしまい…。出産後また仲よくなれると期待していましたが、産まれたという知らせすら来ませんでした。(28歳・医療・専門職)

この人に聞きました
石原加受子
石原加受子(かずこ)さん
心理カウンセラー
「自分中心心理学」を提唱する、心理相談研究所オールイズワン代表。性格改善や対人関係、親子関係に関するセミナーやカウンセリングを行っている

取材・文/三浦香代子

日経WOMAN2015年3月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。