既婚・子供なし

「恋愛のための出費」が減り、貯蓄を増やすチャンス。「結婚してデート代や服飾費が減った」という人も多く、貯めやすい一方、ムダ使いも増えがちな夫婦ふたり暮らし。子供なし夫婦は財布のひもを緩めないこと。「子供を持つ予定なら、今しかできない旅行なども楽しみつつ、夫婦それぞれで月収の2割ずつ貯蓄を」。

結婚後に減ったお金

1. 夫とのデート代…51%
2. 服飾費…47%
3. 美容費…34%
4. デート代以外の交際費…32%
(複数回答)

結婚後に増えたお金

1. 食費…59%
2. 水道・光熱費…40%
3. 住居費…37%
4. 貯蓄&投資額…36%
(複数回答)

デート代や服飾費は自然に減る傾向が。家計は2人分になる一方で、貯蓄を増やすことができる。子供なし夫婦は、財布のひもを緩めないように心がけよう。

夫婦ふたり人生 4つの心得

1. 夫婦それぞれで月収の20%を貯蓄する。「資産管理は夫婦別々という人も多いけれど、各自が月収の20%を貯蓄するルールを設けて、将来に備えましょう」。

2. お小遣いは月収の10%以内に抑える。自分が自由に使うお金は「お小遣い」と考え、それぞれが月収の10%に抑えて、残りの70%を夫婦の生活費にしよう。

3. 「5年以内に必要なお金」を夫婦で話し合い、貯蓄の目標を立てる 。出産や住宅購入を予定しているなら、そのために必要なお金を試算し、夫婦で貯蓄の目標を立てておくことが大切。

4. 「妻の収入を全部貯蓄」など無理な貯め方に励まない。「共働きで“妻の収入は全部貯蓄”という夫婦もいますが、極端な貯め方はストレスに。無理のない方法を探って」。