そこで、毎日終業後にカフェに寄り「その日やったこと」「明日以降にすること」を手帳にリストアップ。「書き出すことでタスクに優先順位を付けることができ、うっかりミスも防げるように。『今日はこの作業だけやればいい』と分かるので、今取り組むべきことに集中できるのも利点です」。

 舩木さんにとって手帳は、日々の予定を記録するだけでなく、仕事全体をバックアップするためのツール。メモ欄には、会議の議事録や顧客別の対応商品の一覧表、資料作成のコツなどを手書きで記入し、一冊を余すところなく使い倒す。タスクも議事録も一冊にまとめることで、バラバラな書類を探す手間を減らせる。クライアントからの問い合わせにもすぐ対応でき、信頼関係の構築に役立っている。

 「以前は打ち合わせ内容を思い出すだけでも手間取っていましたが、手帳に整理するようにしてからは、資料や報告書の作成スピードがアップ。ムダな残業を減らすことができました」。

舩木さんの24時間