体の“おも・だる”をラクにする

胃腸が動くとカラダも脳も動きだす

7)水か柑橘類のジュースを1杯飲む
朝、食欲がないときでもコップ1杯の水を飲もう。胃腸が刺激されて、体が目覚める。「特に酸っぱい柑橘類のジュースは目覚め効果が抜群です」(西多さん)。

8)朝ごはんを窓際で食べる
体内時計が整う朝日の入る窓のそばで、胃腸が目覚める「朝食」を取れば、スッキリ効果は倍増。カフェで朝ごはんを食べるなら、意識して窓側の席にしよう。

9)バランスの良い朝食
よく眠れない、1日中だるいという人は、栄養不足が原因の場合も。「炭水化物と脂質に偏った食事は要注意。良質なタンパク質やビタミン、ミネラルを朝食に取り入れて」(駒田さん)。

10)朝に無理な予定を入れない
朝時間を活用しようと、「朝3時起き」「ジョギング」など、頑張って予定を詰め込むと、かえってストレスの元に。まずは「30分」程度の無理のない早起きでできることから始めよう。


頭を覚醒させる

形から入って朝の気分を高めよう

11)鏡に向かって笑顔
気分がどんよりしている朝は、鏡の前に立って笑顔をつくってみよう。「『笑顔をつくると楽しくなる』という現象は、科学的に理があると示されています」(西多さん)。

12)洋服・メイクで身だしなみ
寝間着のままだと、ダラダラと時間を過ごしてしまいがち。「ちゃんとメイクする」「仕事服をしっかり着る」など、意識して身だしなみを整えれば気持ちにハリが出る。

13)新聞を読む
朝テレビを見る人は多いはず。「テレビは見たくないニュースも耳に入るが、新聞は読む箇所を選べる。脳科学の面からも、紙面のほうが情報が入りやすいという指摘も」(西多さん)。

14)SNSチェックは朝がいい
夜遅くまでだらだらと、SNSやゲームを続けてしまう人は、それを朝時間にずらしてみよう。スマホやパソコンの光は脳を覚醒させ、寝れなくなる危険性が。「朝ならこの光を浴びても大丈夫。SNSは朝に早起きしてやるのも手です」(駒田さん)。