有効求人倍率が高水準をマークしており、現在はまさに売り手市場。でも「いま転職しないほうがいい人」もいるという。転職の目利きであるDODA編集長の木下学さんと、リクルートキャリアの平川記美代さんに、転職してもいい人、転職で年収アップする人の傾向を聞きました。

現在、有効求人倍率は高水準をマーク

厚生労働省発表のデータを元に編集部が作成

まずは、あなたの転職度数をチェック

下の項目で当てはまるものにチェック。AとBで合計数が多いほうの結果を確認しよう。

Check A
□ 現状の仕事に不満がある
□ とにかくお給料を上げたい
□ 上司とうまくいっていない
□ 現在の勤め先と全く違う業種・職種を目指したい
□ 仕事に役立つ学びはしていない
□ 残業や転勤は一切したくない
□ 仕事は自分の業務範囲以外はしたくない
□ 今の職場の給与や福利厚生など条件は悪くない
TOTAL__個

Check B
□ やりたいことがある
□ 今の勤め先では身に付けられないスキルを得たい
□ 専門職として働いている
□ 勤務地が変わるのに抵抗はない
□ 業務を効率化してワークライフバランスを改善したい
□ 後輩の育成を担っている
□ 好き嫌いなく、いろいろな人と仕事をしている
□ 仕事は自分の業務範囲以外でも挑戦したい
TOTAL__個

(C)PIXTA

Aが多かった人→転職度数・・・★ 転職は待った!
現状不満からの転職は避けて。隣の芝を求める転職は良い結果につながらない。転職時は業界知識が求められることもあるので、同業他社を目指すのが現実的だ。仕事の範囲や、勤務時間、勤務地を限定するのも、将来のキャリアの幅を狭める。「特別やりたいこともなく、現在の勤め先の給与も低過ぎないなら、転職しないで今の場所で頑張ることです」(リクルートキャリア 平川さん)。

Bが多かった人→転職度数・・・★★★★ 転職活動もアリ
転職していい人は、現在の会社ではできないことに挑戦したいなど、明確な目標がある人。それはワークライフバランスの改善もアリ。「仕事への意欲があれば、業務効率を上げて公私のバランスを取りたいという人に、企業は悪い印象を持ちません」(平川さん)。採用したいと思わせる要素(次のページ参照)も持っていれば、良い転職ができる可能性は十分。