親しい友人にも、月給の額はなかなか聞きづらいもの。ましてや給与明細となると、他人のものを見る機会はほとんどないはず。人気職種に就く読者の給与明細を公開し、その適正度をDODA編集長の木下学さんと、特定社会保険労務士の河内よしいさんにチェックしてもらいました。

手取り月収21万円
事務(一般職)

*手取り月収は振込額に家賃(5万8000円)と財形(積立額)、個人加入の保険を加えた金額(21万1549円)とした

◆F・Mさん(31歳・不動産・一般事務・東京都)
・税込年収:430万円
・月の平均残業時間:30時間
・収入満足度:70点
・仕事満足度:65点
・大卒で首都圏にある現在の会社に入社し10年目。数年前に総合職の転換試験を受けたが不合格に。

基本給が少ない! 総合職の人との差も気になる

 都内の不動産会社に勤めるF・Mさんの仕事は、賃貸マンションの契約書や請求書の作成、問い合わせ対応などだ。

 作成する契約書は、1カ月で200件以上。残業が平均月30時間あって手取り月収は21万円。「手厚い家賃補助があるのですが、基本給は15万円台で少ない。年2回のボーナスはそれぞれ基本給の2.5カ月分が支給されますが、基本給が低いのでボーナスも同業他社と比較して少ないはず。私とほぼ同じ仕事でも総合職の人は月給が高い」と不満。後輩に仕事を教えながら業務をこなした月は、残業が多過ぎると問題になり評価が下がった。「やる気が一気にダウン。どうすればお給料が上がるのか教えてください」。

◆専門家の診断&お給料アップアドバイス
総合職への転換に何度も挑戦しよう

「一般事務職の正社員としては平均的な月収です。さらに、家賃補助が支給されているのは、かなり恵まれた環境といえます。総合職への転換試験で一度落ちたとのことですが、再チャレンジしてみてはいかがでしょうか」(木下さん)。「確かに基本給は少し安いように感じます。この部分を上げるには、やはり総合職になるのが一番の解決策。貯形でしっかり貯めているのはGOODですね」(河内さん)。