アクセサリー

金やプラチナ、宝石、パールなどの「財産になるもの」は残し、そのほかのカジュアルなアクセサリーは定期的に見直しを。金属のメッキが剝げて変色したもの、流行遅れのものは手放そう。「デザインが古くても価値があるものはリフォームを」(石阪さん)。また、収納は仕切り付きケースで小分け収納すれば、使用後に戻しやすく、散らかりや紛失を防げる。

捨てどき
・メッキが剝がれてきたら
・チェーンが黒ずんできたら
・流行遅れになった、と思ったら

残すべきアクセサリー

・18K、プラチナなどの貴金属
・パール
・宝石

流行遅れだけれど価値があるアクセサリーは、リフォームがおすすめ (C)PIXTA
流行遅れだけれど価値があるアクセサリーは、リフォームがおすすめ (C)PIXTA

市販薬はパッケージの使用期限が過ぎたら処分。処方薬は長期保存を想定しておらず、防腐剤が入っていないため、症状が回復したら捨てよう。特に、処方薬の目薬や子供用シロップは雑菌が繁殖する恐れがある。いつ使うか分からない薬を大量にストックしたり、保存した処方薬を自己判断で使うのはやめよう。

捨てどき
・市販薬は使用期限を過ぎたら
・処方薬は回復して1カ月たったら

保管に注意するべき薬

・薬局で混合し、調剤された薬
粉末の風邪薬など。複数の成分が混ざっていて湿気に弱く長持ちしづらい。

・目薬(処方薬)
開封後は雑菌が繁殖しやすいため、余っても保存しておくのはやめよう。

・子供用のシロップ薬
体重によって分量が変わる上、糖分や水分が多く含まれ劣化しやすい。

・バッグの中の常備薬
気温の変化にさらされやすいため、こまめに新しい薬と入れ替えて。

薬の収納法

・市販薬
高温多湿を避けて収納。収納ボックスの中を仕切り、外用薬・内服薬に分けると取り出しやすい。

・処方薬
湿気を避けるには、お茶やクッキーの空き缶が便利。日付や種類が書かれた外袋ごと保管。

本は小説、実用書、飾りたい本(写真集・画集など)のジャンル別に捨てどきを判断。レシピは台所、ファッション本はクローゼットなど、本棚以外の場所に収納してもいい。「本棚の3割は空いた状態にするのが理想。図書館などで借りた本のほか、増えたモノの一時置き場になり、部屋の散らかりを防げます」(石阪さん)。

・小説・マンガ→もう読まないならリサイクルへ
・実用書→1ジャンル1~2冊に絞る
・飾りたい本→インテリアにそぐわないなら手放す

もらいもの

お祝いの品や旅行土産も「使うか、使わないか」が重要。使えるものは早く使って、相手に感謝の気持ちを伝えれば、人間関係が良好に。反対に、使わない食器などはきれいなまま、リサイクルショップへ持ち込もう。「もらった時点で所有権は自分に移っているので、自分の判断で捨ててもOKです」(石阪さん)。

・使うもの→早めに使って感想を伝える
・使わないもの→早めにリサイクルに出す

この人に聞きました
石阪京子
石阪京子さん
片づけアドバイザー
不動産業を営む傍ら、「どんな家でも片づけられる」メソッドを構築。『一生リバウンドしない! 奇跡の3日片づけ』(講談社)が話題に。

取材・文/工藤花衣 写真/工藤朋子、小野さやか(石阪さん)

日経WOMAN2016年1月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。