こんにちは、著述・翻訳家の上野陽子です。ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式で、世の中が少し華やいだムードになりました。今回は、年齢から見た世界の結婚事情や結婚観を考えてみましょう。

メーガン妃の成熟した再婚、そして日本の初婚年齢

 5月19日に結婚式を挙げた英国王室ヘンリー王子とメーガン妃。花の刺しゅうが施された5メートルのベールとジバンシィの気鋭のデザイナーが手掛けたミニマルなドレスが、メーガン妃の美しさをさらに引き立てていました。

 時に年齢よりもかわいらしい表情をのぞかせるメーガン妃は、ヘンリー王子より3歳年上の36歳。離婚も経験し、大人の落ち着きを感じさせます。幼い頃に母を亡くしたヘンリー王子にとっては居心地がよかったのかもしれないですね。

 そんなメーガン妃の最初の結婚は2011年、30歳の時でした。日本でも30歳は、一つの節目となる年齢ではないでしょうか。

適齢期という言葉は過去のもの? でも結婚年齢は気になります (C)PIXTA

 2016年厚生労働省の資料を見ると、平成20年(2008年)の初婚同士の結婚では、女性の平均初婚年齢は28.1歳。そして平成27年(2015年)になると……女性は29歳、男性は30.7歳です。同年の全婚姻を見ると、男女共に30歳を過ぎての結婚が「平均値」となっています。33歳というヘンリー王子の年齢は、およそ日本人の平均に近いといえそうです。

<日本の平均婚姻年齢>
2016年厚生労働省の人口動態調査抜粋

 そして表の中にはありませんが、日本女性全体における「初婚のピーク」年齢は、平成27年には29歳でした。30歳を超える前に結婚する、あるいは結婚したいと考える傾向はいまだ健在のようです。