女子会をやめ、婚活を始めた人が続出

 『東京タラレバ娘』を読んで、具体的に行動を起こしたかどうかを聞いてみたところ、最も多かったのは、「女子会を控える、会話の内容に気をつける」こと。

 60%以上の読者が、倫子たちと同じように「恋愛で何かあればすぐ相談できる友達がいる」ようですが、「タラレバ言ってる場合じゃない!」と感じたようです。

つるんでもいいけど、話す内容に気をつけなくては (C)東村アキコ/講談社
つるんでもいいけど、話す内容に気をつけなくては (C)東村アキコ/講談社

女子会の場で自分から恋愛の話をしなくなりました。また、シングルであることを周りにアピールしています(26歳、商社・卸・流通・小売り、経理)

女子会の頻度を下げました。女子会でだらだら飲むのであれば、ジムに通ったり、資格の勉強をしたり、自分のために時間を使うようになりました。あと、友達に最初からアドバイスを求めるのではなく、自分で考えて恋愛に臨むようになりました(26歳、その他サービス、専門職)

 女子会を控えた人と同じくらい多かったのが「婚活を始めた」人。

 アンケートでも80.9%の人が「いつか結婚したい」と思っており、その「いつか」のためには、今行動を始めるのが大事だと気付いたようです。

結婚相談所に登録し、中途半端な関係だった人とお別れしました(34歳、その他サービス、人事)

それまでも婚活はしていましたが、読んだ後にさらに危機感が募り、今までの何倍も真剣に婚活に取り組むようになりました。会社の飲み会や女子会に行くのをやめて、ひたすら合コンと婚活パーティーに行っています(29歳、製造業、秘書)

不倫を解消して、結婚相談所に入会しました(38歳、医療福祉関連、一般事務)

 なかには「婚活アプリを5つダウンロードした」という人も。付き合う前に、必ず「結婚してないですよね? 子どもいないですよね?」と確認するのは必須かもしれません。