「自分は営業の仕事で契約を取りやすい」が7割

 次に、自分は営業の仕事で契約を取りやすいかどうか質問してみました。「取りやすいほう」(14.0%)と「どちらかというと取りやすいほう」(55.9%)を合わせると7割ほどに達し、営業女子は自分の仕事ぶりを肯定的に捉えていることが分かりました。

Q.あなたは「営業」の仕事で契約を取りやすいほうですか。

契約のためにやっている工夫は、実にさまざま

 契約を取りやすくするために(あるいは取れたときの経験として)、工夫していること、心掛けていること、実践していることを聞きました。「相手の話を聞く」という回答が一番多く見られました。

<相手をよく知る・話を聞く>

事前にその会社について調べていく。何に困っているか現状をある程度想定してから訪問していた(33歳、婚活支援サービス)

ヒアリングして、何をしたいか、どういうふうにしたいか、決め手は何なのかを書き出すようにしている(24歳、サービス)

相手の話を聞いて、知りたいこと・不安に思っていることを中心に説明する。マシンガントークをしない(36歳、教育・学習支援)

お客様との認識の相違がないよう、常に確認を意識している(28歳、情報通信・IT)

お客様の元へ頻繁に訪問し、要望などを詳細にヒアリングする。その要望に応えることで、お客様の不満など聞きだしやすくなり、いろいろな「相談ごと」をしてもらえるような関係になり契約が取りやすくなる(33歳、情報通信・IT)

一つ一つの案件に丁寧に対応することを常に意識している。お客様のニーズや目的への対策や選択肢を一つでも増やしていけるように状況確認をしっかりすることと、時期を明確に聞いてタイミングを逃さないことが大切(30歳、情報通信・IT)

とにかく相手の話を聞くことが一番です (C) PIXTA

<いい関係をつくる>

既存の顧客の方(法人)が8割程度なので、とにかく日ごろから良好な関係を築き、何かあったらすぐに相談してもらえる担当者になることを心掛ける(24歳、金融)

人間関係重視。ある程度の関係ができたらぐいぐい押す。アフターサービスまでしっかりする(27歳、金融)

<説明や対応を工夫する>

プレゼンの資料は、簡潔に分かりやすく。金額をハッキリさせておく(37歳、教育・学習支援)

とにかく提案のスピードを早くする。誰が見ても分かりやすいプレゼン資料を作る。コストを比べやすくする(40歳、造園)

商材の説明だけでなく、各クライアントがその商材をどのようなシーンで使用するかまで、具体的に提案する(28歳、広告代理店)

細やかな気配りをする。パンフレットの要点は付箋を貼って説明する、不在時には一言メモを付けて資料を置いておく、など(28歳、医療福祉関連)

相手のテンション、言葉遣いをまねして、同じ温度感で話す(32歳、サービス)

<その他>

競合他社との差別化を狙う(40歳、製造)

必ず次のアポを取る(24歳、金融)

人脈とタイミングを外さない(38歳、生活関連サービス)

人間味を出す(30歳、サービス)

気持ちの波をつくらない。情緒不安定な女性の営業は一番信用されないので、仕事上の信頼を得るために平常心を心掛ける(29歳、製造)

相手の事を考える、人として好かれる、経営パートナーになる、定量データを基にロジックを組み立てて共感を得る(30歳、情報通信・IT)

常に笑顔。若いからといって甘く見られないよう、沢山の知識を持っておく。どんな年代とも仕事以外の雑談ができるよう、雑談力の向上に努めている(33歳、商社)

客先担当者のことを「人間として好きになる」努力をしている。自分が恋愛体質の傾向があり、好きな人のためには尽くしたいし、尽くせるタイプ。自分を錯覚させることで、客先への対応を充実したものにできる。結果、客先から気に入られ、契約に結び付くケースが多いと感じる(36歳、製造)

文/佐々木恵美 写真/PIXTA