現役営業女子は、どのように仕事をして、どんな成果を上げているのでしょうか。今回は、アパレル販売から営業に転身したT・Mさんに、転職した理由や、営業をしてみての実感値を伺いました。他職種からのチャレンジを考えている人は、ぜひ参考にしてみて。

T・Mさん(28歳)独身
【仕事内容】広告代理店勤務。クライアントへの広告プロモーション(テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、チラシ、ポスター、イベント運営など)を提案する営業企画を担当。クライアントは業種を問わず、カーディーラーや食品スーパー、保険などさまざま。
【手取り月収】約18万円
【手取り年収】約250万円
【仕事満足度】60点

新しいことにチャレンジしたい! アパレル販売職から営業職へ

――営業職に転職して、今年で2年になるそうですね。以前はどんなお仕事をされていたんですか?

「アパレル販売をしていましたが、何か新しいことにチャレンジしたいと思って、27歳の時に転職しました。営業を選んだ理由は、人と話すことが好きだから。じっとしている事務職は向いていないと思ったので、挑戦してみようと思ったんです。

 とはいえ、営業には『ノルマが大変そう』というイメージがあったので、不安もありました。でも、今の会社の入社面接を受けた時に、『既存のお客様がほとんど』という話を聞いたので、思い切って営業職を選びました。

 今は、忙しいときには残業することもありますが、自分の裁量で仕事ができるので、定時に帰宅することも可能です。クライアントとの予定が合わないときには気を使いますし、迷惑にならないような時間帯を選んで電話をかけるなど、細やかな配慮が必要な仕事ではありますが、基本的にはスケジュール管理を自分でできるので、働く環境や仕事のスタイルには満足しています」

営業の仕事は、自分の裁量で仕事ができて、働き方に満足しています (C)PIXTA
営業の仕事は、自分の裁量で仕事ができて、働き方に満足しています (C)PIXTA

――スケジュールの調整が自分でできるところは、営業職の特徴ですよね。普段はどのようにしてスケジュール管理をしているのでしょうか。

「スケジュールの管理は手帳で。忘れてはいけないことには付箋を付けて、必ず目に入るようにしています。守らなければいけない期限や締め切りもたくさんあるので、余裕を持たせて予定を組むようにしていますね。

 また、集中力の高い午前中に内勤、午後に外回り。この流れが自分には合っていると思うので、可能な限り、このようにスケジュールを組んでいます」

スケジュール

【T・Mさんの1日の平均的なスケジュール】
09:00 出社、メールチェック・企画書作成等
12:00 昼食
13:00 クライアント訪問
16:00 帰社
18:00 退社