文化は街並みにあらわれる!妖精が住んでいそうなこんもり緑の木々

 緑豊かな街並みは、その街の文化力を象徴する。住む場所を決めるときのひとつのものさしとなるだろう。とりわけ心が乾燥しがちな働く女性には、日常的に緑と触れあう癒やし時間が重要だ。

 武蔵野市では武蔵野台地の緑を守るため、市と市民が協力しながら地域全体で取り組みを行っている。そのひとつが、1994年に市が始めた、2000年までに2000本の大木を指定し、保存するという「大木・シンボルツリー 2000計画」。市民の協力を得ながら、すでに指定樹木は2100本を超え、緑の景観づくりに貢献している。

 また、市内を流れる仙川を自然護岸による親水整備でリメイク。自然生態系を復活させた水辺に近づける一画もあり、のどかな風景をつくりだしている。

 緑豊かな公園環境が整っているのも、取り組みの成果のひとつ。例えば、吉祥寺北町にある「木の花小路公園」は、市民が公園づくりから関わり、管理も行っている市民参加の公園だ。山野草を中心とする草木が生い茂り、水音のせせらぎが聞こえる憩いの場となってる。

 「むさしの自然観察園」では、昔から武蔵野に生息している植物や昆虫といった生物とふれあえる生物生息空間(ビオトープ)が広がっている。遠出をせずとも近場の川や公園などを訪れてみれば、都会にはない緑の文化に包まれ、心からリラックスできるはずだ。

武蔵野の豊かな緑の象徴でもあるシンボルツリーは民家の中にも! 武蔵野の人々がいかに街を愛しているかが伝わってくるよう。「関前公園とんぼ池」では毎年、底にたまった泥や砂、外来生物を取り除き、池本来の生態系に戻す「かいぼり」という保全活動も行なわれ、たくさんの子どもたちが参加している

これぞ地産地消! 知られざる武蔵野の新鮮食材

 東京にいながら「地産地消」がかなう街。それが武蔵野市だ。かつて市内には多くの農家が存在し、次第に減少はしたものの、農業者の努力で今も農地が残されている。

 武蔵境駅からすぐの果樹園では、地域の人々にサポーターになってほしいという思いから、ぶどうや梨、柿、洋梨、キウイなどを「もぎ取り形式」で販売。散歩がてら立ち寄るという気軽さで、新鮮なフルーツが手に入る。旬のフルーツでスムージーなどもつくり放題だ。

 また、JA東京むさしが経営する直売所「武蔵野新鮮館」には、おいしさに定評がある市内産の取れたてウドや武蔵野名物の唐辛子をはじめ、地域の農産物がずらりと並ぶ。市内3カ所で開催される「フレッシュサラダ作戦」も大人気。生産者が通常価格の約2~3割引で、野菜や果物を直接販売してくれるから、武蔵野の新鮮食材が料理ゴコロを刺激し、気づいてみれば本格的な和食もお手のものに、といった変化が起きるかも。

 ちょっと疲れてしまったときは、障害者の社会参加を目指してオープンした吉祥寺北町の「やさい食堂 七福」が強い味方に。武蔵野市近郊の畑などでとれた野菜を真空調理する独自の新調理システムで、素材の鮮度と味を凝縮したヘルシーな料理が味わえ、体の中からリフレッシュできる。

 都会では贅沢ともいえるスポット&体験があふれている武蔵野での暮らしが、着実に「理想の自分」へと近づけてくれるだろう。

生産者から直接フレッシュな野菜をリーズナブルに購入できる「フレッシュサラダ作戦」と、「やさい食堂 七福」の滋味あふれるお食事。パサついた心と体を癒やす武蔵野フードのパワーを体感できる

「武蔵野市まち・ひと・しごと創生」で、心身ともに健やかライフを

 武蔵野市では、自治と連携をキーワードに「住みたいまち」から「住み続けられるまち」を目指し、武蔵野市まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」「総合戦略」を策定。3つの基本目標を掲げ、実現を目指している。

 その基本目標の3つ目が、「すべての市民が、いつまでもいきいきと健康に、住み慣れた地域で生活を継続できるまちの実現」。支え合いの気持ちをつむぐまちづくりの推進、誰もが地域で安心して暮らしつづけられる仕組みづくりの推進といった具体的な施策により、すべての市民が住み慣れた地域で安心して過ごせるようなまちづくりを行っている。

協力/武蔵野市