レターセットを買うなら「G.C.PRESS」

お店は数寄屋橋交差点から歩いてすぐ
お店は数寄屋橋交差点から歩いてすぐ

 「書く文化を伝える」というコンセプトのもと、季節感あふれる100種以上のオリジナルペーパーステーショナリーを取り扱う「G.C.PRESS」。

 一流店が軒を連ね、アートギャラリーなども多い、文化と町が調和する街「銀座」でチャレンジしたいという思いから、直営店を銀座にオープンし今年で8周年を迎えました。若い方から年配の方まで幅広い層の方に愛されており、特に40代女性の利用が多いそう。

入り口には季節に合わせたレターセットが
入り口には季節に合わせたレターセットが

 秋は紅葉のモチーフのレターセット。冬はクリスマスや雪、春はお祝いやバレンタインなど季節や気候に合わせてディスプレーが替わります。毎月新商品も発売されるので、来るたびに店内の表情が変わるすてきなお店です。

ウエディング用のペーパーアイテムも
ウエディング用のペーパーアイテムも

 ウエディング用のペーパーアイテムも充実していて、招待状用のレターセットや、席次表に席札、メニューとして使うカードも選べます。便箋やメッセージシールなどはカスタムオーダーが可能です。好きな紙に好みのフォントやモチーフデザインを自由に組み合わせて印刷できる「ペーパーファクトリー」では、世界に一つだけのペーパーアイテムを作ることができます。

地下にもたくさんのレターセットが

 手紙や封筒の種類はキュート・エレガンス・ナチュラルなど、好みに合わせてさまざまなデザインのテイストから選ぶことができます。自分好みのアイテムが決まったら、その場で手紙を書けるスペースもあるので便利。

購入したレターセットに手紙を書けるスペース
購入したレターセットに手紙を書けるスペース

 万年筆やサインペンなど、彩り豊かな筆記具を無料で貸し出してもらえます。実際にレターセットを購入した後、ゆっくり手紙を書かれる方も多いんだとか。

オリジナルの切手が4種類
オリジナルの切手が4種類

 切手は「G.C.PRESS」オリジナル品と市販品、それぞれ取り扱いがあります。

地下にもさまざまなレターセット
地下にもさまざまなレターセット

 「G.C.PRESS」は1階と地下の2フロアに分かれており、地下はシーズンを問わず使える定番のペーパーアイテムと、時期によって展示が入れ替わるミニギャラリーがあります。店内にはメッセージのおくり方や、手紙の書き出しに使えるワンフレーズ集などのパンフレットも多くあるので「手紙を書くのが苦手……」という方でもスムーズに書けるヒントがたくさんあります。

さりげないモチーフにも意味が
さりげないモチーフにも意味が

 クローバーやハリネズミなど、箔押加工やエンボス加工の施されたモチーフのアイテムが多くあります。それらは「Good Luck!シリーズ」と呼ばれ、それぞれのモチーフに縁起のよい意味が込められています。例えば、家族愛や友情、幸運のシンボル「フェザー」や、幸福のエネルギーに満ちた「太陽」など。店内に詳しい説明があるので、一つ一つチェックするのも楽しいですよ。

ショップ イチオシはこれ!

ミニメッセージカードが人気
ミニメッセージカードが人気

「シール 型抜 羽根ペン」280円(税抜)
「ミニカード 羽根ペン THANKYOU」220円(税抜)
「ミニカード 流れ星 THANKYOU」220円(税抜)
「ミニメッセージカード用封筒 アンティークゴールド 5枚入り」230円(税抜)
「ミニメッセージカード 羽根ペン 10枚入り」280円(税抜)

 ちょっとしたプレゼントやお祝いなどに一言添えられる、メッセージカードが人気です。デザインも高級感があるのに、値段はとてもお手ごろ。シールとカードを合わせて使うのがおすすめです。

フム散歩 イチオシはこれ

自分の定番モチーフを決めて使うのも楽しい
自分の定番モチーフを決めて使うのも楽しい

「シール 型抜 クローバー」250円(税抜)
「カレンダー Good Luck!卓上・壁掛」1800円(税抜)
「便箋 四葉のクローバー 12枚入り」560円(税抜)
「ショートメッセージカード 四葉のクローバー 1枚」180円(税抜)
「洋形1号封筒 シャンパンゴールド 1枚」110円(税抜)

 ラッキーモチーフを「私のマークはこれ!」と、一つのマークでそろえる方も多いんだとか。カレンダーは1枚1枚印刷されているモチーフが変わるので、毎月楽しむことができます。

秋の休日にはのんびり銀座で文具店巡り

 2週にわたり、1日で銀座の文具店を巡れるコースをご紹介しました。

 お店の方々にお話を伺ってみて、銀座という町は、昔ながらの伝統と新しい文化が生まれる、日本を代表する町だと改めて実感しました。特に最近は移り変わりが激しく、新陳代謝の活発さを感じますが、その中で根強く残っていくには、時代に合わせた柔軟性と強い信念が必要なのかもしれません。

 自分のお気に入りのアイテムを探しつつ、町の粋な文化と触れあいながら休日にのんびりお散歩してみてはいかがでしょうか?

文・写真/やまぐちまきこ


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