見せる表紙にこだわったイタリア生まれのマンスリー

写真左からDALMATIAN DOT・MAKE ME HAPPY・DIAGRAM
写真左からDALMATIAN DOT・MAKE ME HAPPY・DIAGRAM

 ペイジェムの「カンタカルタ」は、累計6万3000冊を売り上げた大人気シリーズ。ここ数年販売を中止していましたが、2018年から販売が再スタート。表紙は「FENDI」など世界的に有名なファッションブランドを手掛けるイタリアのデザイン事務所「HAPPYCENTRO(ハッピーチェントロ)」によるデザインで、中紙は「能率手帳」でおなじみの日本能率協会マネジメントセンターが作っています。サイズはコンパクトなB6サイズ。表紙の絵柄は12種類でしっかりとしたハードカバーが特徴です。

マンスリーページ
マンスリーページ

 マンスリーは記入スペースが多く、1マスにケイ線が2本引かれているのがポイント。メインは仕事の予定で、ケイ線部分にはオフの予定など仕事のオンオフを切り替えるのにぴったり。月の下はTO DOリストになっているので、やることを一覧で書き出すことができます。

メモページ
メモページ

 マンスリーの次のページに、見開きでメモのページが入るのが「カンタカルタ」の特徴です。メモページを挟むことで、ペンの裏移りを防いでくれるメリットがあります。また、マンスリーページに書き切れなかったことは、メモページに書くこともできますね。後ろにはメモページが121ページもあるので、ノート感覚で使うこともできます。

やまぐちはここに注目しました

各ページの右下にミシン目が付いています
各ページの右下にミシン目が付いています

 ページの下にミシン目が付いている手帳を使ったこと、ありますか? このミシン目、活用したことがない方もいるかと思いますが、実は便利なんです! 月が終わったタイミングでミシン目を切り取っていくことで、新しい月のページに一瞬で飛ぶことができます。しおり代わりとしても活用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

ペイジェム「カンタカルタ マンスリーアジェンダ」
サイズ:B6 187×128×8mm
値段:2700円(税抜)
フォーマット:マンスリー

2019年の手帳 仕事やライフスタイルに合わせて選んで

 毎年の手帳選び、悩みますよね。私は手帳が好きで、かれこれ20年近くさまざまな手帳を使ってきました。新しい手帳にチャレンジすることも多いのですが、なんといっても手帳選びのポイントは「仕事やライフスタイルに合わせる」こと。

 例えば、1日1ページ使おうと思っても、いざ書く時間がないとページが真っ白で途中で諦めてしまう、なんてことありますよね。あらかじめ「予定だけ書ければいい」のか「ライフログを付けたい」のか……と、手帳に何を書きたいかを決めておくと手帳選びはスムーズになりますよ。毎年新作手帳もどんどん出ているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

文/やまぐちまきこ 写真/やまぐちまきこ・スタジオキャスパー


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