システム手帳選び 3つのポイント

 今回は銀座・伊東屋G. Itoya 4F 手帳売り場 アシスタントマネージャーで、手帳ソムリエとしても有名な橋本たまきさんにシステム手帳選びのポイントを伺いました。

 「一つ目は『表紙(本体)が気に入ったものを買う』ことがおすすめ。革の質感・デザイン・カラーなど自分好みの表紙を選ぶことがポイントです。ビジネスシーンで使う場合は「黒」を購入される方が多いですね。

 二つ目は「サイズ」。実際に持って、書いて、開いてみる。『自分はどれくらい書くか?』とイメージしながらサイズを選ぶといいと思います。

 システム手帳の場合は、A5・バイブル・ミニ6穴というサイズが主流です。一番人気なのは「バイブル」サイズ。表紙と中身の種類が多く、選択肢が多いのでサイズ選びに迷った方におすすめです」(橋本さん)

 「ちなみに『システム手帳』は規格が世界中で統一されているので、どこの国で購入しても、リフィルのサイズさえ合っていれば使うことができます。例えば表紙は日本製の手帳カバーを買って、リフィルは旅行先で見つけたお気に入りを使う……なんて楽しみ方もできますよ」(橋本さん)

リフィルを選ぶポイント

ずらりとならんだリフィルたち
ずらりとならんだリフィルたち

 「三つ目は、『リフィル』の選び方。基本的には、今現在使っている手帳をもとに考えることが一番です。例えばマンスリー(月間)をメインに使っているのなら、マンスリーは必要ですよね。でも、ウイークリー(週間)は使っていないという人もいるでしょう。

 システム手帳は、不要なものは外し、代わりにメモを入れるなど自分に合ったカスタマイズが無限に可能です。今お使いの手帳環境がさらによくなるよう、自分好みに組み合わせて作ることができます。

 最近のシステム手帳は持ち運びを意識して、どんどん軽量化してきています。他にもポストイットなどを入れるファイルのリフィルも。やはり、『システム手帳』はカスタマイズ性の高さがポイントですね。自分の思い通りの手帳が作れることが、一番の魅力です」(橋本さん)