後輩もできて、部署での立場は中堅どころ。にもかかわらず、仕事に時間がかかり過ぎる、なかなかミスが減らせない…。そんな悩める働き女子へ、ビジネスインストラクターの鈴木真理子さんがアドバイス! 30歳、やる気はあるが「ムラ・ムダ・抜け」だらけのやる子に、経験豊富なすずまり姉さんが愛を込めて指南するコラム。連載第1回目の今回は、異動挨拶メールについて。やる子と一緒に、早速、すずまり姉さんに教えてもらいましょう!

(登場人物)

やる子(30歳)
 突然の人事異動により、すずまり姉さんの部署に籍を置くことになった働き女子。仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り…。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。

すずまり姉さん(40代)
 効率よくスマートに仕事をこなす、やる子憧れの先輩。過去に数多の過ちをやらかした経験から、ミス、ムダ、残業を忌み嫌っている。やる子をはじめとする後輩たちには、厳しさとあふれる愛をもって全力で指導中。

部署異動の辞令。早速、異動挨拶メールを送ったが…

 入社から8年、営業職にまい進するやる子の元に届いたのが、制作部への異動通達。突然の辞令に戸惑いながらも、後任者への引き継ぎを済ませ、異動挨拶メールの作成に取りかかります。

やる子 「ふ~、やっとできた。時間かかったなあ。さて、まずは社内から…あ、異動先の先輩方に送ろうっと」

 そう言いながら、やる子が数名分のメールアドレスを入力し、30分かけた入魂の挨拶メールの「送信」をクリックした10秒後。カツカツカツ…! 突如、フロアに響き渡ったのは、高らかなヒールの音。

すずまり姉さん 「ちょっと、やる子。今、何を送ったの?」

やる子 「あ、すずまり姉さん! お疲れさまです~。今度、すずまり姉さんの部署に異動になるので、これからお世話になる挨拶のメールを…」

と、やる子が言いかけたところで、すずまり姉さんの一喝が。

すずまり姉さん 「あ~た、これ、ダメよ~!」

やる子 「えっ! 何かおかしいところ、ありました?」

すずまり姉さん 「そりゃもう、大ありよ。仕方ないわね。一つひとつ説明するわね」

 果たして、やる子のメールは何がダメだったのでしょうか? 早速、次のページから、すずまり姉さんに解説してもらいましょう!

異動になった! さて、挨拶はどうしよう? (C) PIXTA