「言われたことだけやっておけば大丈夫」などといって、今の自分に満足している人は要注意。ただ年を重ねるだけでは、いつの間にか自分が邪魔な存在になっている可能性もあるんです。では、会社にとって邪魔ではなく、価値のある存在になるには何をすべき? 早速、すずまり姉さんに教えてもらいましょう!
大人になっても持ち続けたい「将来の夢」
うららかな春の光が降り注ぐ昼下がり。やる子とすずまり姉さんは、たわいないおしゃべりをしながらランチタイムを満喫しています。
すずまり姉さん 「そういえば、やる子は新聞って読んでいるの?」
やる子 「よくぞ聞いてくれました。毎日30分早起きして、近所のカフェで日経新聞を読んでます。すずまり姉さんも日経ですよね。いつも真っ先に『愉楽にて』(編集部注:林真理子氏の官能的な連載小説)を読んでるって、噂で聞きましたけど……」
すずまり姉さん 「真っ先にって、誰がそんな噂を流しているのかしら? ま、そこはご想像にお任せしますわ」
やる子 「うわ、間違ってました? それは失礼をば……。じゃあ、話を変えて、子どもの頃って何になりたかったですか? 私はセーラームーンなんです。タキシード仮面、かっこ良かったな~」
すずまり姉さん 「私はモモレンジャーとロビンちゃんね。ロボコンだって、かわいかったんだから」
やる子 「『秘密戦隊ゴレンジャー』と『がんばれ!! ロボコン』っすか……。すずまり姉さんのおかげで最近、『懐かしのナントカ』的なテレビ番組をよく見るようになりましたよ」
すずまり姉さん 「あら、それは光栄ね。じゃあ、やる子は今なら何になりたいの?」
やる子 「今ですか? ん~、とりあえず現状維持かなぁ。それすらあやしいですけど……」
すずまり姉さん 「あ・まーいっ! 自分で限界を決めてどうすんの。ええい、そこへなおれぃ。そのような考え、拙者が成敗してくれるわ!」
やる子 「ちょ、姉さん、なんでお奉行口調!?」