近年、注目を浴びているのが「AI(人工知能)」。囲碁AIがプロ棋士に勝利したり、AIスピーカーが人気だったりと、さまざまなトピックを耳にしますが、同時に「AIに仕事を奪われるのでは?」と危惧する声も聞こえてきます。そんなAIに負けないために、今、私たちができることって? すずまり姉さんに聞いてみました。

(登場人物)

やる子(30歳)すずまり姉さん(40代)
左:やる子(30歳)/仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り……。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。

右:すずまり姉さん(40代)/効率よくスマートに仕事をこなす。過去に数多の過ちをやらかした経験からミス、ムダ、残業を忌み嫌う。厳しさと愛をもって全力で後輩を指導中。

近い将来、AIに仕事を奪われる…。それってホント?

 年度末を目前に控え、人々が慌ただしく駆け回る日経YARUKI社オフィス。ひと仕事終え、休憩タイムに突入したやる子は、気になるニュースをネットでチェックしています。

やる子 「制作部に異動して、もうすぐ1年か。早かったな~。去年の今ごろはランチの時間もあまり取れなかったけど、こうして休憩できるようになったってことは、私もきっと少しは成長しているんだよね。これもすずまり姉さんのおかげだわ。ありがたや、ありがたや……」

 そうつぶやいたやる子の耳に飛び込んでくるのは、いつものヒールの音。そう、カツカツカツ! という、すずまり姉さん登場のBGMです。

すずまり姉さん 「ちょっと、やる子。なぜ念仏を唱えてるの? 取りあえず、人を仏像のように拝むのはやめてくれる?」

やる子 「ぅおっと、すずまり姉さん! お、お疲れさまです。ふと1年前のことが、走馬灯のように脳裏を駆け巡りまして……」

すずまり姉さん 「それと念仏がどう関係するのか、イマイチ分からないけれど、まあ、いいわ。……あら、ニュースサイトをチェックしていたの。私もさっき見ていたけど、AIの記事が面白かったわね。知ってる? AIって」

やる子 「もっちろん! 歌手のアイさんのことですよね……って、違うっちゅーの!」

すずまり姉さん 「ちょ……。ずいぶん激しい一人ノリツッコミね。こんなにも成長してくれたなんて、私も指導役として感無量だわ」

やる子 「どんな指導ですか! ……いかんいかん、姉さんと話していると、ついツッコんでしまう。え~と、AIですよね。知ってますよ、人工知能ですよ。近い将来、事務の仕事はAIがやる時代になるとか言ってて、ちょっと不安になりますよね」

すずまり姉さん 「♪ド~ントッ・ウォ~リィィ~!!♪」

やる子 「うわ、ビックリした! 突然、大西ライオンさんみたいに熱唱しないでください。拳上げて、しかも何で英語……」

すずまり姉さん 「思わず叫びたくなっちゃったのよ。それはさておき、仕事がなくなるかもなんて、心配ご無用。要はAIに負けない仕事っぷりを見せればいいわけよ」

やる子 「それって、どんな仕事っぷり? 教えて、すずまり姉さん!」

AIなんかに負けないバックオフィスの仕事っぷりについてお話しします (C)PIXTA